26年春に、『協働のまちづくり推進会議』の委員長を拝命しました。
大きなミッションは、28年より始まる香美町総合計画の策定にむけての指針や方針を定め、27年度具体的な総合計画の策定をすすめることです。
何から手をつけていいかわからない私は、いろいろな方との対話をすることからはじめようと、これまで、数回のタウンミーティングを開催してきました。
若者、若手経営者、子育てママさん…
昨日は、障害者を抱えるご家族の方や、障害者とむきあっている方と対話をしました。
これから、まちづくりにつなげていきたい思いで、それぞれが抱えている課題や、今後のまちづくりにつなげたい思いで多くのみなさんと対話を重ねてきました。
昨日も私が想像もつかなかったご苦労を赤裸々に語っていただきました。
今回の会をセッティングしていただいたM議員さんが
『ここに集まっていただいたみなさんは、子どもさんを施設に預けたり、他の家族にみてもらったりしないといけなくて、いまこうして出てくることすら困難を伴うんですよ』
と話されました。
この現状を何とか変えてほしいという悲痛な叫びを受け止めても、
『これから共に考えて解決していきましょう…』と言ってその場を立ち去るしかありませんでした。聞けば聞くほどに課題や問題が出てきて、雪だるま式に膨らむようなイメージです。
私は、まちをよくしたい思いでこの役職を引き受けました。
やっていることに偽りはありませんが、何一つ変えることができていません。
このまま終わってしまえば、そういった皆さんの期待は失望に代わります。
偽善者にならないためには、行動をおこし、実績を積み上げていくしかありません。