って思われている方もおられるでしょう。
でも間違いではありません。
但馬は冬は雪深いというイメージがあるようですが、それは私が住むハチ北をはじめ、山間部のことだと思います。
写真下は養父市の風景ですが、まったく雪ありません。

一方こちらは、但馬トンネルを超えた村岡の風景
href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150114/15/go-go-nishimura/61/0a/j/o0800045013189235058.jpg">

ほぼ同じ時刻にとっているので、雪の量は一目瞭然です。
日本の雪の風景というのは世界的にみてもとってもめずらしいらしいです。
例えば、フランスパリなどは、緯度としては、北海道よりも高緯度のところにあったりします。
こんな低緯度で雪が降るところというのは世界的にみてもあまりないのです。
これは、冬に大陸からの冷たい風が日本に向かって吹くのですが、ちょうど日本海を渡ったときに、水蒸気をたくさん含み、それが日本の山間部にあたって雪を降らせるからなんだそうです。
だからもし、日本が単なる平野部しかなかったとしたら、雪は降らない地域なのかもしれません。
そう!この雪が降るというのはまさに日本のジオ(地形)によってもたらされるものなのです。
特に私が住む香美町南部、つまりハチ北周辺の地域は、鉢伏山1221m、瀞川山1039m、妙見山1142m、蘇武岳1074mの山々がちょうど北風を受けるような形に位置しています。
だから、ほんの数キロ離れるだけで、まったく積雪量が異なったりしています。
川端康成の小説、雪国の冒頭文はあまりに有名ですが、但馬トンネルを抜けるとまさにそんな言葉がぴったりの場所です。
いま、アジアから、日本に熱く視線を注がれているのは、こんな雪景色もその一つだといいます。
雪なんてみたことも、まして触れたり、それに戯れたりなどができる日本はとっても本当にアンビリーバブルな世界なんですよ。
ですから、そんな雪が降る町をもっともっと誇りにしていきましょう!