学生の頃、北海道を訪れたときに、道路を走っていると、熊注意!とか、動物注意!の掲示看板があって
『やーやっぱり北海道だなあ』
と感心していたのを思い出します。
ふと考えてみると、いま、鹿は日常に見るようになってしまったし、鹿の鳴き声は、私が住む村に響きわたるようになりました。
熊も遭遇した機会はさほど多くはないけれど、熊のものであろう糞だとか、そういう形跡はあちこちでみるようになりました。
そんなに、この地域は野生化したのかあ?
真偽のほどは、わからないけど、山の手入れが行き届かなくなり、林床に、草が生えなくなってしまって、人里まで降りるようになったのだとか、鹿の頭数が、過去に比して以上に増えているのだとか、いろいろ言われています。
いずれにしても、異常事態には間違いありません。
数頭ならいざしらず、10頭ぐらいの群れでみかけることもしばしば…。
町もいろいろと手をうってくれていますが、根本的な問題解決にはなっていないような気がします。
里山の風景は美しいですが、実は、田畑には、電柵があちらこちらに張り巡らせているのが現実。
なんとかしないと美しい風景がなくってしまいます。