
昨日、神戸の某所にて会議。
確か、開園して間がなかった頃、行った記憶があります。
神戸はどこのどこまですげーんだ?!と思った記憶があります。
開園は、1993年ということですから、もう21年の歴史を数えるのですね。
もうハードとしては申し分ありません。
ハウステンボスに行ったことはないですが、そんな雰囲気ですかね。
異国情緒ある雰囲気、確かに悪くないです。
しかし、やはり、どことなく、うさんくさい気がするんです。
なじんでいないというか…。
これから、また新たに再生をしていかれるのでしょうが、ハードに魅了されてもそこで働く人たちにどれだけ輝きがあるのか、どれだけのソフトが提供できているのか、結局はそこに行きつくんだろうと思います。
以前、リッツカールトンから勉強しようと、書籍やら、なんやら読み漁りましたし、実際に、リッツに行ってその雰囲気や接客や顧客目線で勉強しようと足を運んだことがあります。
リッツの支配人の記事で、『どんなに豪華な調度品や、シャンデリアがあっても、結局行きつくところはそこで働く社員が、最高のおもてなしをしようと気持ちがあるのか』
と話されていたことを思い出しました。
あーやっぱりそこなんだなーと。
どんなにハードがすばらしくても、そこににぎわいをつくるのは、ソフトの力、つまりは人がそこにどれだけの思いをもって行動できているか…。
私達の町や村でも一緒のことだろうと思います。
山や川がハードだとするなら、それを変えることはほぼ不可能なわけです。
自分たちのまちに富士山みたいな山があったらいいのになぁとどれだけ熱望してもしょせんそれは無理な話です。
いまあるもののよさをみつめ、どれだけ自分たちが愛して、惚れて、それを活かしているのか…。
あらためて気づかせていただきました。
※某施設に関係のある方、もしこのブログを読んで気分を害されたらすいません。