日本を端っこから再生させる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

松山に行っていた、3日間、夕張JCのメンバーや、夕張再生の会のみなさんと多く時間を過ごさせていただきました。

解散しかかった美方JCの再生のために、支援に来ていただいた元日本JCの専務理事、上田博和先輩のご縁で、そんな方々との新たなつながりができました。


夕張再生の会のメンバーの一人でもある坂出の中井さんがこうおっしゃいました。

『坂出もさまざまな課題があります。大企業の流出が続き、自分の町の人口が急激に減ってきています。
遠く四国の地から、夕張の支援に入っているのは、もし自分が夕張の再生にお手伝いができて、その地域が活性化できれば、その経験をもってすれば、自分たちの町を再生するのはたやすいでしょう。その経験値を積むために私は再生の会の入っているんです。』


今、日本再生のテーマに掲げられている地域再生。


私たち香美町は、平成21年に、財政健全化団体となり、全国でも屈指の借金を背負っていました。当時の町長のトップダウンで、いまはそれからも外れて、実質公債比率は下がっているものの、地域の疲弊度が改善しているわけではありません。


遠く離れていても、地域を憂い、日本を憂う気持ちには何ら変わりがない。

そうやってがんばっている人の背中を感じるから、私たちも自分たちの町を絶対によくしてしなければならない。

そんなことをひしひしと感じてます。


自分たちの町は地理的には、日本地図の真ん中どころにあるけれど、おかれている立場は東京は対局の端っこにあります。


フォーラムでも多く語られていましたが、日本はかつて経験したことがない人口減少という局面を迎えていて、どうそこに対峙していくのか、まだ明確な答えをもちあわせていません。

だけれど、その端っこから、地域を再生することができれば、それは日本の再生につながる。

一人でできることはたかがしれているけれど、多くの仲間の存在を認識し、自分のもてるすべてをぶつける…。

幸せな時間の共有に感謝です。