日経の記事に目がとまりました。
エバーノートCEOが、品川女子学園を訪れた記事の中で、
そこの校長である漆さんの言葉です。
『 起業マインドとは必ずしも会社を興すことを指すのではなく、社会に出たときに責任ある大人として周囲のために振る舞えるかの素養である、と。
「道の真ん中に大きな丸太が転がっていたとして、不平や文句を言うだけではダメ。危ないから丸太を切ろう、力を合わせて移動しよう、というように周囲を巻き込んで課題を解決していける大人になれるかどうかが問われている 』
もし起業マインドの対局に、サラリーマンマインドいう言葉があるとするならば、世の中がだんだんサラリーマン化しているように感じます。
昔、田舎では、農業をはじめ多くの人が独立した存在でした。
しかし、多くの人が兼業農家となり、またサラリーマンが増えて行く中で、町のことは、自分たちで問題解決にあたるのではなく、役所が解決してくれたり、そういうサービスを金で買えばいいという風潮が増えているように思います。
やはり自分『たち』にとって不都合なことであれば、それは自らが、解決の方向に向かっていかなくてはならないのではないか…。
そんなふうに思います。