日本人の10人に1人は、東京の人で、100人のうち6人は、大阪の人、そして100人のうちに1人は、神戸の人がいる。
その他、横浜や、名古屋や、福岡や…
足していくと、日本人の中で都会の人はかなりのパーセンテージになります。
となると、やはり日本では都会のロジックで動くものがあるわけですね。
田舎の片隅にいると、どうしても田舎のロジックでものごとを考えがちですが、日本の経済を考えると、やはり都会目線というものは重要です。
しかし、なかなか客観的に自分をみるということができないことも事実。
ここらへんでは、毎年のように、耕作放棄地が広がり、それを引き継ぐ人が現れないという問題があります。
しかし、都会に行くと、農業をしたくてしたくてたまらない人たちがわんさかといます。
そして、農地法が目の前に立ちはだかり、まったく新規で農業を始めようとする人は、思いたってすぐには自分で農地を取得できないということになっています。
したくても始められないもどかしさ、続けたくても続けられないもどかしさ…。
わずか2~3時間の距離にそんな異なるロジックが存在する…。
農業だけに限らず、さまざまな違いがあります。
時空を超え、一つになることができないものでしょうか?
多くの課題がそれだけで一気に片付くような気がしますね。