最近この言葉をよく聞くようになりました。
日本語でいうと生物多様性…。
国連の地球温暖化防止条約と並ぶものとして生物多様性条約があります。
世界の国々は、これ以上種が絶滅をしないようにする責務があります。
生物の多様性があることによって、生物界での均衡が保たれる…ひいては、人間が生活を営む上で、異常気象などのさまざまなリスクに対して生物の多様性が保たれることによって安定感をます…そういう意味で多様性が重要というわけです。
これって実は、人間社会の内部でもいえることではないかと思います。
さまざまな人が織りなす社会の方が社会的なリスクに対応しやすいといえます。
田舎と都会のどちらが強い社会なのかということを一概に比較することはできませんが、多様性という意味では、都会の方が社会的リスクに対応できる社会なのかもしれません。
逆にいうと、田舎のように他を受け入れにくい社会、地元ばかりで固まっている社会というのは、地域がガラパゴス化して、社会のさまざまな変化に対応していけないともいえます。
よく、田舎を変えるには、よそもの、ばかもの、若者が必要と言われますが、biodiversityという観点でも利にかなっているということではないでしょうか?