以前から、徳島県神山町にはずっと行ってみたいとおもっていたのですが、念願かなって現地を訪れることができました。
町の過疎化は我が町香美町よりも、進んでいる町でしたが、悲観されることなく、たくましく着実にすすんでいるなーと感心しました。
この町のし掛け人大南さんのお話も直接お聞きすることができました。この大南さんにずっと会ってみたかったのですが、物腰柔らかで、知的な、本当にステキな方でした。
最近ではメディアで頻繁に登場してくるので、ご存知の方も多いと思います。
最近、この方を有名にしたのが、IT企業を過疎の町に入り込んで、雇用も増やしているということです。
いろいろお話聞いてみると、ITの経営者が、創造性かきたてられるこの地に惚れ込んで、自らが志願してこの地を選んだということ。
立ち位置がまったく違います。
2~3時間のお話ですべてが知り尽くされるわけでもないですが、ここまで来るのに、約20年…。
着々とさまざまな取組をしてきた結果です。
だから、表面的なものだけみてマネをしてもうまくいかないのは明白。
ですが、それで諦めているのではまったく価値がありません。
私達の町も悠久の歴史があり、人々の生活がずっと続いてきた理由があるわけで、それをしっかりと捉えていくことでしょう。
大南さんは、創造的過疎という言葉を用いて、田舎のあるべき姿を表現しました。
この人口減少社会にあって、もはや少子高齢化を止めることは誰にもできません。しかし、そんな中でも未来を創造し、一人ひとりが生きがいをもって生きることは可能です。
また大きな目標ができました。