世界に60億人の人が暮らしていますが、誰一人同じ人はいません。
双子であっても、顔だちも微妙に違えば、嗜好も微妙に違います。
他人と同じような趣味や考えをもっていても、自分はやはり唯一自分でしかありません。
自分の周囲の環境などが、なぜそうなっているのかというルーツを探ることで、自分というものを明らかにする手がかりがでてくることもあります。
私の場合、山が好きであったり、冬が好きであったりするのは、そういう環境のもとに育ってきたからで、もし自分が、海の人間であれば、そういうことにはならなかったと思います。
そして、冬が好きなのは、これはまったくもってスキーをやってきているからであり、それもまた地域特性や、諸先輩が、スキー場を開発してきた歴史があるからです。
地域を見つめるということは、イコール自分を見つめるということ。
自分が何ものであるかがわかれば、それを最大限活かすことができます。