京都ベンチャーの代表格といえば、
京セラであったり、
日本電産であったり、
村田製作所であったり、
ロームであったり、
任天堂であったりします。
会社は知っていますが、実は事業の中身はよく知りません。
京セラで知っていることといえば、太陽光発電であったり、携帯電話であったりしますが、それはほんの事業の一部分であって、中核は、ニューセラミックを使った、エレクトロニクスの中核部品を作っているであろうということ。
日本電産にしたって、モーターを作っているであろうことは知っていますが、本当の中身はしりません。
いずれにしても、最終的な製品でなくて、目に見える最終的な製品を形作る様々パーツの一部をなし、しかしそれらの部品がなければ決して便利な世の中になってはいないであろうということ。
ドラマの中には、主役というものが存在しますが、企業という世界において、一体主役とは誰なんでしょう?
トヨタやホンダ、日産は主役、車という製品でみれば製品でみれば主役かもしれないけれど、それが、物流という世界にあっては、車は単なる移動手段という脇役でしかなく、ヤマト運輸という物流会社は、楽天という世界においては、単なるものをデリバリーするという脇役でしかなく、
言葉遊びのようかもしれませんが、企業は時に、脇役であり、時に主役であるわけで、自分が信じて主役であると思い込んでやって行けばいいのだと思うのです。
そうすれば、きっと世の中があっと驚くような存在になるのだと思います。