この土日に、弟の結婚式に出席するため、東京に行って参りました。
会場は、自由学園明日館。
案内状をもらったときに、なんとも不思議ななまえのところで披露宴やるんだなーと思っていたのですが、会場について、感激をしました。
なぜなら、明日館は、あの建築界の巨匠、フランクロイドライトの数少ない日本での作品の一つだったからです。
1921年に建造の国の重要文化財での結婚式と披露宴、
数ある披露宴に出席させてもらいましたが、これだけ格式高い場所で披露宴を経験したことはありません。
まして、弟の結婚式であるとなれば、本当に感慨深いものがありました。
自由学園の創始者である、羽仁もと子、吉一氏のことについては、私は知らなかったのですが、妻がなんと、羽仁もと子氏の著書を何冊も持っていて、知っているというので、それを聞いてさらに感慨深いものがありました。
あとで、ホームページなどで、羽仁もと子氏の学園創始の理念を聞いてさらに感動しました。羽仁もと子氏の考える教育とは、単に机の上だけでやるものではなく、24時間の生活全てが教育であるということ、だから知識を詰め込むことではなく日々の生活の中で、考え行動することに重きをおき、それを実践する場としての自由学園の考え方に多いに共鳴をしました。
そんな素敵な理念をもった人が建設し、巨匠がデザインをした場所で、本当に温かく、ほのぼのした結婚式に出席ができ、弟ながらにあっぱれと言いたいです。
そして、そんな素敵な時間を共有させていただいた、来賓の皆様に深く深く感謝申し上げます。