オリンピック・プロ野球・Jリーグなど…
トップアスリートたちは、20代~30代どこかの場面で、スポーツをやっている人ならば、必ずや訪れるであろう引退…。
指導者の道を歩んだり、タレントになったり、実業界に転身したり、十人十色の生き方があるのでしょうが、トップアスリートであった自信や誇りを、うまく次の人生につなげられる人こそ、実は真のアスリートなのではないかなぁという気がします。
一番私が思う最悪のパターンは、スポーツで得た名声だけで生きようとする人。自分はこうだったと過去の栄光にすがりつく人です。
ときどき、テレビに、何かの事件をおこしたりする人を見ますが、世界一まで上り詰めるまで、本当に血のにじむような努力をしても、その価値はいっぺんに吹き飛んでしまいます。
アスリートが世の中で価値があると認められているのは、そういった彼らの活躍によって、周りの人になんらかのいい影響を及ぼすことができるからだと思います。
だから、それは、アスリートでなくなってからも同じです。
きっとアスリートをやっている間、引退後の先を考える人はいないと思いますが、全てのアスリートがそれから先に社会へ大きな好影響を与え続けるのであるならば、スポーツの価値はよりいっそう高いものになるのではないでしょうか