アベノミクスによる財政出動によって、公共事業はある程度、活況を呈しているようですが、果たしてこの状況はいつまで続くのでしょう?
国の財政再建はまったなしの状況であることは、みんな理解しているはず…。
消費増税は必ずやることになるでしょうが、それだけで国の財政がよくなることはないはずです。
根本的なメスを入れる必要がいずれでてくるのではないか…、それは公共事業も例外ではないはず。
当社も含めて、田舎に行けば行くほど公共事業に依存している会社は多い。
国としても確かに選挙もあるのだろうけれども、本音を話してほしい。
本当に土建業が、この国にとってこれからも必要なのであれば、迷わずそのような奉公にすすめていきます。
でも、客観的にみてそれはないと思っています。
であるなら、脱建設を目指していくのは自明ではないか?
今日、日経新聞のコラムに、ムムム農場のことがでていました。
脱建設を掲げて起業したところが経営をしています。
やはり、そういうことがトピックスになるんだから、きっと社会はいかに公共事業から脱却し、地域資源を活かし、自立できるのか…そのことをみんなが本気で考えてやっていかなくてはいけない時代なんでしょう。
選挙は大事、でも20年、30年の未来も大事。
夢をもって生きられる社会というのは、いったいどういう社会なんでしょうね。