昨日は、美方青年会議所の例会があり、地域の宝を見つめ直し、改めてそれを磨いていくという目的で、但馬が誇るべき、但馬杜氏の方をお招きして、パネルディスカッションを実施しました。
新温泉、香美町の杜氏さんを2名お招きし、なぜ但馬杜氏というブランドができたのか、そういったことを中心にお話を伺いました。
『杜氏の世界はプロ野球の監督の世界といっしょで、杜氏さんは、1年1年が勝負、その年にいいお酒をつくれなければ、次の年からの契約はない。
そして、それをなし得るためには、『まじめで誠実』でなければならない。』
お酒の世界も技術や製造設備などは必要不可欠ですが、やはりつくるのは人です。
『まじめで誠実』言葉としては、とてもありふれた当たり前のことなんですが、やはりそこに尽きるのか…。
そう感じました。
お二人とも御年70を超える人生の大先輩でしたが、そういった修羅場をくぐり抜けた先輩の言葉はやはり重たいもので、背筋がピンとのびた気がしました。