新しい価値を産み出すには、パラダイムシフトが必要だといいます。
パラダイムの変化が起こすときというのは、東日本大震災のような大災害や、社会的に大きなインパクを与えるときがが多いように思います。
東日本大震災を例にとると、あの出来事をきっかけで、エネルギーに関してのパラダイムは大きく覆ったと思います。
また、人と人との関わり方も変わったとおもいます。
しかし、よく考えてみるとエネルギーに関するパラダイム、人と人の関わりのパラダイムも、より望ましい形というのが明確になっただけで、その価値感は私達が日常的にクリアしなければいけない問題です。
例えば、エネルギー問題に関して、脱原発社会を構築することは、福島で大きな事故が発生したから、エネルギーのシフトを大きく転換するきっかけになったとは言っても、そもそもその事故がおきなかったとしても、安心安全でエネルギーの自給率を高めていくことはしていくことは必然であったはずです。
例えば、人と人との関わり方、東日本大震災をきっかけに、人と人の絆が大事であると再認識した人は多かったはずです。それも、よく考えれば人間としては当たり前のことです。
だから、より望ましい社会の有り様にむかって、自らがそのパラダイムを変化させるということが何よりも大事なんだと思います。
平々凡々な日常に流されるのでなく、自らがそのパラダイムの変化を自分でおこしていくそんな気概が必要なんじゃないかとふと思いました。