今日、兵庫県スキー連盟主催の兵庫県スキー選手権大会が開催されました。
ここ数年、この大会のスタッフとして携わっています。
来週は、選手として国体に出場し、次の週は、地元のスキー大会の主催者として運営にあたります。
最近では、選手として出場しているのは、国体予選と通れば本戦の2レースぐらいで、あとは、大会の運営側に携わる大会は、年間4~5レースと実は選手としての立場よりも多いのです。
いつもは、機動力を買われ?コース整備担当のスタッフとして配置されることが多いのですが、今年は初めてフィニッシュ審判を任されました。
経験のないポジションだったのですが、TD(技術代表と呼ばれる、競技運営の最高責任者)の方にその要領を教わりながら、運営にあたりました。
どの競技会でもそうでしょうが、大会を運営するには、運営にたずさわっていただけるスタッフなくしてはできません。
当たり前の事実をこうやって自分が身をもってやることで、選手としての立場でいられることがいかに幸せなことなのか…を実感します。
ある先輩がおっしゃっておられましたが、オリンピックなどの世界の舞台で活躍できる選手を送り出せるスポーツ業界であることによってそのスポーツも経済的にも潤いのあるものになってきます。
こういったローカルな大会を確実に実施できることもやはりそのスポーツの底辺を広げて行くという意味でとても重要なものです。
たとえローカル大会といえども、なかなか目に見えないがこういう裏方の人によって支えられていることを身を持って知ることで、改めて感謝の気持ちでいっぱいになるのでした。