先日から、Pドラッカーの『マネジメント』を勉強しはじめました。
『マネジメント』のあるページをみんなで輪読し、そのページで感じたことについて、自由にディスカッションするという至極、シンプルなものです。
『マネジメント』だけでは、ずいぶんと理解が難しいところもあるので、副読本に、『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を使ってやっています。
物語の中に、『マネジメント』のページがでてくるので、いったいなにが書いてあって、自分はどう理解したのか、また感じたのかをそれぞれ発表しあって、その言葉の意味について理解を深めるというやり方です。
『マネジメント』は、経営者のバイブルとも呼ばれているものです。
なので、組織のマネジメントのすべてがこの本に集約されているともいえます。
なので、その本どおりにマネジメントしていけば、必ず成功できるはず…です。
しかし、現に、ある一ページを輪読し、お互いに語りあっても、その捉え方が違うように、その言葉をどう感じ、どう活かすかは、やはり一人ひとりの感受性の問題です。
もしドラの中では、主人公がある部分に目がとまり、何度も何度も読み返すうちに、嗚咽するぐらいに涙がでてきたとあります。
私はその本を理解することすらままならず、とてもその言葉で感動するところまでは至っていません。
なので、その言葉の奥深くが理解できていないのだろうと思います。
どんな事象があっても、それを受け止める感受性がやはり大事なのだと思います。
人の言葉に素直に耳を傾け、その言葉以上のものを自分の中で感じ取ろうとするする姿勢こそが大事なのでしょうね。