人が都市にすみかを求める理由を考えて見ました。
大きな要因としてあげられるのは、利便性ということでしょうか。
それは、日常生活を便利に過ごすための買い物ができやすいという面があるのではないかと思います。
しかし、ここにきて、便利さというものが大きく変化してきました。
それは何と言っても、ネット販売と、それを支える物流網の充実でしょう。
昔は本当にほしいものを手に入れるには都会に出るしかありませんでした。
しかし、いまや、ネットに接続できる環境にいれば、都市生活者とほとんど遜色ないものを手にいれることが可能となりました。
都市生活の圧倒的なビハインドがまったくなくなってきました。
そうなれば、都市に住む意味が一つ失われたことになります。
今や便利な生活の定義が大きく変わろうとしています。
そこで、暮らす意味をもう一度考え直してみる機会ですね。