日本でトップの企業といえば、トヨタであることに、疑いはないでしょう。
トヨタの車が好きかきらいかは別としても、やはりいろいろな意味でベンチマークだと思います。
しかし、冷静に考えてみると、世界的にみて、車産業が優位な立場にあるかというと決してそうではないと思います。
自動車メーカーの中でも、赤字を抱えてたちいかなくなっている企業もあったし、ブランドがなくなっていった自動車メーカーもありました。
おそらく、トヨタが他の産業の会社であっても、きっと世界的な企業であったことには間違いナイと思います。
企業文化、企業風土、とにかくカイゼンを続けるその姿勢にこそ、トヨタの凄みがあるんだと思います。
ひるがって、それぞれの仕事においても、業界のとてつもなくリーディングカンパニーはやはり存在します。
だから、業種があれだから、いいとか、これだから悪いってもんではないんだと思います。
企業がどんな思いでそのモノづくりやサービスを提供しているのか、それがその業界の好況、不況を決めているんだと思います。