今日の日経新聞に、某大手スーパーさんが、営業時間を拡大するとの記事が掲載されておりました。
試験的に実施した結果が良好で、それを全国に広げていくということみたいです。
私は、いろんな業種で、小さな商店が、個性的で魅力的な店づくりをあっちこっちで展開するというのが、私が思う理想の社会の有り様です。
とはいってもコンビニや大手スーパーに行かないわけでもないので、そこは矛盾している自分がいるわけですが…。
でも基本的にそうあってほしいと願っております。
流通を革新し、より安いものをより早く提供するということで、消費者のニーズに応えて、消費者の生活を豊かにしているということはすばらしいことです。
でも、人がそれぞれ顔かたちや、考え方が異なるっているように、法人というぐらいですから、お店や企業も個性的であったほうが世の中楽しいんじゃないかと思います。
そして、生物多様性という言葉があるように、自然界では、いろんな種が共存しあっていることで、自然界のさまざまな事象に対応できる強靱さがあります。
これはきっと人間社会でもおなじことだと思います。
大手流通も生き残りをかけて、どんどんと革新的なサービスを提供し、それに対抗できなくなった商店街は姿を消していきました。
これに対抗するには、個性際立つ店づくりをする以外にありません。
すべての消費者を満足させなくてもいいんです。
限られたマーケットに、
『でもそこでなきゃ絶対にいやなんだ』と思わせる品揃え、サービスをするしかないんだと思います。
そんな品揃えが分かれば苦労はしないわけですが、でも必ず、突破口はあるはず。
私を知恵をしぼって、商店が生き残る道というものを考えてたいと思います。