社会的起業家 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

という言葉に酔いしれて、本来の事業を見失っていないか…自己反省です。


私自身、新しい事業に踏み出し、この夏、宿泊施設をスタートさせます。


そして、この事業をスタートさせるにあたっては、社会的起業家としての信念をもってやっています。

事業の成功が単なる会社の利益を生み出すことと同時に、地域社会に貢献事業できる事業でありたいと思っています。


しかし、本来、会社は、社会的使命…、つまり世の中のためにある事業でないと、存在の意義はないし、起業といっても、新しくスタートすればそれでいいのかというとそうではなく、これまで存している事業も、しっかり世のために貢献できていなくてはいけません。


継続されているということは、これまで社会的に価値があったということでもあります。


そこの部分を見失うことなく、既存事業が、本当に価値ある事業かをみつめなおし、常にブラッシュアップしていくことは、新規事業に取り組む以上に重要なことです。



私は、ふと思ったときに、墓掃除をします。
別に信仰心が厚いとかそんなことは全然ないのです。

まあ、庭の手入れをするひとがいたり、盆栽をやったりするのと同じ趣味のレベルです。

この前も、ふと思いたったので、墓掃除をして
「きれいになったなー」と自己満足していたら、

再び台風のような、荒れた天気になって、杉の葉っぱがたくさん墓の上に覆いかぶさって、またもとどおりになってしまったのです。せっかくやったのに…です。


でもそれが世の常なんです。

それで腹をたててみてもしかたないことです。



再び、無残にちらかまくった墓を掃除しながらふと思ったのが、さっきのことです。墓をほったらかししていれば、雑草が生えます。だから、人が手を入れないと、常にいい状態をキープすることはできない。


事業もいっしょです。一旦たちあがったものは、常に手を入れていないと陳腐化してしまうものです。
そんなことをしながら、社会的起業というものに思いがいってしまい、多いに自己反省をしました。