今日のプロフェッショナル仕事の流儀も、とても深いものでしたね。
それぞれのプロフェッショナルが大切にしている言葉が数々でてきましたが、
建築家隈研吾さんのことばがとても印象的でした。
『自分の場所に誇りを持つ人間が好きだ』
誇りって、あとで結果としてでてくるものなのか、それとも最初から備わっているものなのかという二つの意見があるかもしれませんが、私はそれは最初から備わっているものだと思います。
日本に1億3000万人の人が暮らしていて、きっとどこの場所にも、それぞれのよさというものがあると思います。
価値のない場所なんてないと思います。
価値がない場所があるのであれば、そこに人が存在する意味がないからです。
だから、人が住む場所はそれが都会であれ、田舎であれ、その場所だけに存在する価値があるはずです。
それを掘り出すものが誇りだと思います。
自分がその場所に誇りをもってその場所をみれば、そこに価値があることがみえてくるものです。
だから、誇りというのは、最初から備わっているものなんです。
それを支えるのは自分自身がどれだけ信じられるかだと思います。