先日の、香美町総合計画審議会の折に、町民に対して行ったアンケートを拝見できる機会を得ました。
香美町に在住する2000人を無作為に抽出して行ったものです。
いずれ、町の広報などにも掲載されるのではと期待をしているのですが、みなさんの前にも見られるようになればいいなと思います。
回答数は半分ぐらいだったようです。「この町は住みやすいですか」という問いに対して、「そう思う」「どちらかというとそう思う」という回答はその約半数あったということです。
そしてその理由として、一番が「自然環境が豊かだから」というものでした。
アンケート総数からいうと400ぐらいになるかと思いますが、この地域の住みやすさを実感している人がそれくらいはいるということがまず私としてはとてもうれしく思いました。
私も、この町を愛してやまない気持ちの一番がそこにあるからです。
住みやすさ、住みにくさの理由がいろいろあることに対して、町民が感じる一番の理由がこの町の特徴であるのですから、長所として活かしていくことが必要だと思います。
街にだって自然はあるし、そのほかのところにも自然はあり、全国どこにいっても自然はあります。
沖縄や北海道のようにやはり気候が本州と違えば、自然のありようが特徴際立っているので、それが観光自然として成立しやすいとは思いますが、香美町の自然は特徴はいろいろあるにしても、他のところと比べて特別際立っているかというと、正直そうではない部分があると思います。
であれば、私たち人々と自然との対峙の仕方、ここは多いに努力を発揮できるところであり、これを特別なものとして輝かせることは可能だと思います。
オーガニック生産比率日本一とか、自然回復率日本一とか、その豊かな自然と向き合う姿勢が日本一になることは可能です。
どんな分野であれ、オンリーワンを目指さなくてはいけません。
香美町が日本の中で輝く町になれる要素は、そこにこそあるんだと私は強く思います。