よく経験値をあげればレベルもアップするという話を聞きます。
難しい困難に直面したとき、普段体験できないことができたとき、そういうことで、経験値はぐっとあがるのは事実です。
しかし、その経験値、果たして偶然に手にすることができるものなのかどうかというと、そうではないように思います。
人の目の前におきる「経験値」をあげるためのチャンスは、最初は人によってそう変わるものではないと思います。
しかし、その目の前の経験をどれだけの覚悟と責任をもって、向かえることができるか、その差の積み重ねによって、だんだんと経験値の差が生まれてくると思います。
目の前に何億円というビジネスの機会があるとします。何百万の経験値を積み重ねている人と、何千万円という経験値を積み重ねている人の前を通り過ぎたとき、おそらく何百万の経験しか積み重ねていない人はそれを自分のこととしてはとらえないでしょう。
しかし、何千万円という経験を積重ねた人は、それが自分にとってはひょっとすると手におえるものかもしれないと思うはずです。
そういうものに気づく感度が高まっているかそうでないかの違いだと思うのです。
そして、そういう何億という仕事に迎えるひとも一番最初のスタートは小さな経験値だったはずです。しかし、そういうものをひとつずつ積重ねた結果の今であるはずです。
目の前におこることと自分のこととしてとらえ、それを全力でたちむかう。
それが経験値だと思います。