土曜日は、美方青年会議所30周年の式典、懇親会が朝野家で行われました。
140名ほどのみなさんをお迎えしての式典と懇親会…。
普通に考えれば、場所は朝野家でお願いしているわけですから、料理の簡単な打合せをすれば、それでことはそれなりに運ぶわけですが、来て頂くみなさんに、「美方」とはなんぞや…それを表現するためのあらゆる工夫を凝らした演出のために、メンバーが持てる力を発揮できた式典ではなかったかと思います。
私自身は、創立15周年のときには、まだ新入会員として、参画させていただきましたが、それから、4回もの、周年の式典に参加させていただくことになりました。
今回は、Mくんが、実行委員長を勤められ、彼なりの模索の中で、いろいろと知恵と汗をかきながら、式典を実施しました。
宴会場の前のエントランスでは、本物の植木や、芝生を持込み、そして藁を稲木につるして、田舎を演出、
またステージにもこれまた本物のすすきなどで部隊を埋め尽くし、手作り感あふれるステージに仕上げました。
さらには、来ていただいたみなさんには、照来米や美方大納言をもって帰ってもらい、食事にも地産地消を盛り込み、とことんまで美方らしさの演出にこだわりました。
私は、たいした力になっていないですが、メンバーが本当に自分たちのアイデンティティーの表現の限界に挑戦したような気がします。
今回の式典を通じ、改めて自分たちの足元にあるものを見つめ直す機会になりました。
すすきなんて、そりゃいまの季節、ここらあたりでは、山にいけばいくらでも生えているもんです。でも、表現の仕方を工夫すれば、バラやランなどに全然劣ることのない表現手段になりえるということを、これまた花屋のSくんが表現し、稲木もIくんがこれまた素敵に演出してくれました。
やっぱり、美方はいいところです。
心の底からそう思いました。
そう、これらのすばらしい素材を活かすも殺すも結局のところ住んでいる私たちの思い一つです。
そんなことを改めて気づかせてくれました。
さあ、また今日から次の節目に向かって新たなスタートです。