昨日は、ハチ北スキー場ゲレンデの草刈でした。
毎年、9月に、ハチ北スキー場内の一部の草刈を村民が参加して行います。
スキー場が開発された頃からの伝統行事らしいです。
今は、乗用型の草刈機があってそれで、刈っていくのですが、どうしても急な斜面では対応ができず、そういうところをみんなで刈っています。
うちのスキー場は外部の資本で経営されていますが、こうやって、地元とリフト会社がお互いに協力しながら、すすんできて今のスキー場の反映があります。
草刈をしながら、体でそれを感じます。だから、かなり大変だけれど、やはりこれはずっと続けていかなくてはいけないものです。
また、この前の日曜日は、道路周辺の草刈も、これも村民参画で行いました。
こちらの方は、まもなく開催されるダブルフルウルトラランニングのコースになっているところでもあるので、選手のみなさんが気持ちよく走って頂けるために、これまた無償の力を提供しているわけです。
草刈をしながらいつも思うのですが、美しい村っていったいなんだろうなと…。
美しい農山村というのは、こうやって、田んぼの畦や、道路の脇などの草をきれいに刈り取られいる状態であることは間違いありません。
道路がいつの頃からか、道路管理者である役所の管理のもと、公共事業で、土建業者が草を刈っていますが、そこには、地域に対しての愛情が感じられるかというと残念ながら業務でやっている限りにおいては、それはないと思います。
しかし、こうやって、インタープリターのため、あるいは、過去からずっと継承してきている絆のためにやっている草刈は尊いし、それこそが美しい村の基礎になるものだと思います。
今日もさわやかな秋晴れ、
黄金色の稲穂が揺れ、
そして、短く刈りこまれた畦が目に美しいです。