スキーをやっている人間は、それを文化にまで高めるという気概がなくてはいけない | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

スキー産業の衰退が言われて久しいが、そのひとつの理由はスキーが文化にまで成熟していないからだと思います。


その原因をつくっているのは、まさにスキーを取り巻く世界にいる私たち一人ひとりの責任です。


いまや、私たちが競合は、隣のスキー場でなく、関西のスキー場でもなく、全国のスキー場でもないです。


それは、USJやディズニーであるかもしれませんし、また携帯電話やテレビゲームかもしれません。

またファストファッションかもしれないし、生きるという食べて生きること以外の全てのことかもしれません。

単なるファッションや流行では、いずれ衰退のときを迎えるます。

でも、文化という位置まで高められれば、生きていくために必要不可欠なものとなるはずです。


単にカロリー摂取で、活動のエネルギーを得るためだけであれば、パンでもパスタでもいいのに、日本人が米を愛してやまないのは、そのカロリー摂取をする以外の連綿と引き続く文化を継承するためでもあるのです。


そういう位置まで高めることができれば、どんな時代がこようとも失われるはずはありません。


そのためには、やっぱりなくてはならない存在になるために、その人に寄り添い、楽しみ、悲しみをともにするおようなそんな位置づけにいれるようにしなくてはいけません。


お客様を粗末にしたり、ウインターに関わることへの誇りが失われてどうして、なんの興味もない人に目をむけさせることができましょうか。


スキーは地域にとっての大切な文化です。


プライドをもってやっていきましょう。