『袖振り合うも多生の縁』といいますね。
辞書で調べると、
『知らない人とたまたま道で袖がふれあう程度のことも、前世からの深い因縁によるものであること。人と人の関係は単なる偶然によって生ずるわけではなく、すべて深い因縁によって起こるのだから、どんな出会いも大切にしなくてはいけないという仏教的な考え方。「多生」何度も生まれ変わる意味。「他生」とも書くが、この場合は、この世以外の意味で、前世と来世。)
とのこと。
この言葉がいまの現代においても輝きを失わずに、いまに至っているのは、それが世の理(ことわり)なんだからでしょうね。
ある案件でいろいろ迷ったので、この理にしたがい一つのジャッジをさせていただきました。
おそらく、概ね間違いのない判断になっていると信じたいと思います。
これだけ、世の人々が暮らしているのに、ものすごく小さな確立の中で出会いがあります。これはまさに必然と言わずしてなんといえるのでしょうか。
なので、この言葉はやはり真実だと思います。