一昨日のニュースで、堀江貴文氏の実刑が確定し、およそ1ヶ月後には、獄中生活が始まる旨の報道がされていました。
ある方面では、今回の件は、国家権力が、有能な者に嫉妬し、獄中に陥れたような論調もあります。本人自身も「俺は悪いことはしていないはずなのに、罪をなすりつけられた」かのようなコメントをされている節もあります。
今回の一連の事件が、有罪なのか無罪なのかは、私自身が判断できる材料をもちあわせているわけではないので、どうのこうのといえる立場ではありません。
しかし、もし、堀江氏がいわゆる愛や正義に満ち溢れた人格が滲み出てくるような人であったならば、今回のようにマスコミから叩かれるようなことがあったのだろうかと思います。
昨日の新聞に、天皇皇后両陛下が被災地を訪問し、被災者の方を憂い、励まされた様子が報道されていました。
そしてまた新聞の社説でもこのことを取り上げ、国民の象徴たる天皇の役割とはいうような意味の社説も載っていました。
おそらくこういう部分をリーダーには要求されているのだと思います。
以前亀田兄弟がマスコミを賑わしたときもそうであったのですが、私生活や言動や振る舞いはボクシングそのものの実力には何ら関係のないことです。しかし、その人がどんな態度や言葉を発するのかで、彼を尊敬出来る人として認めるかどうかの判断がわかれるようなもので、日本という国に生きている以上はそういうは求められるし、もとめていかなきゃないけないと思うのです。
多くの方がいうように堀江氏はほんとうに賢い才能のある方だと思います。そして、次に社会にでたときに、そのようなふるまいができるようになれば、きっと世間は彼を真のリーダーとして社会に受け入れてくれるはず。
「女性の品格」がかつてベストセラーになったように、日本人たるには、そういう品格が備わっていなくてはならないのだと思います。
どうもこの記事が頭の中で引っかかっていたので、自分の頭の中を整理する意味でも書いておきました。自分のことを棚にあげ人を評価出来るような立場ではありません…ので、もちろん人のふりみて我がふり直せです。