緊急時だからこそ、ただしく現状を伝える | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

混乱をさけたいという意思が働いてのことかも知れません。

しかしどうも、原発の情報は、正しく世に伝わっているように思えません。

正しく伝わっていないから、人は不信に感じ、あらぬところであらぬうわさを立てているように感じます。


ちゃんとした正しい情報が伝えられると、それを解決するためのあらゆる知恵がそこに集結するような気がします。


だって、いっしょうけんめい命張って、がんばっている人がそこにいるんです。

普通の人ならほっとけないですよ。



この一連の動きを見て思うのですが、では自分たちは、きちんと正確な情報を発しているのだろうかと…これらの一連の動きは果たしてひとごとなんだろうかと…。


仕事の報告、お客様への情報、家族との対話、あらゆるコミュニケーションが、この正しく伝えることが求められるはずです。

歪曲すればするほど、相手は不信をいだきます。

信頼の反対語が不信です。不信をもたれないようにすれば、では信頼が得られるのかというのは、また別の話かもしれませんが、少なくとも不信がある人に、信頼はついてこないでしょう。


となれば、相手に対して正しく伝えることが大事なんです。

そうすれば、相手は確実にフィードバックしてくれると思います。もちろん、フィードバックは、ポジティブなフィードバックだけではありません。なかには、ネガティブなフィードバック、『そんなことじゃ駄目だ』『なにやってるんだ』そんな、ネガティブなフィードバックかもしれません。

でも、そのフォードバックは相手が素直にそう感じている感情でしょうから、そこは素直に受け止め、なぜそんなふうにネガティブにとらえられてしまったのかと反省する材料にもなります。

自分の努力が足りなければ、また努力を重ねればいいだけのことです。

こういう書き方をすると、語弊があるかもしれませんが、原発事故がおきて、その起きたことに対し、自分がどう向き合い、そして、自分の生き方をどう変えるのか、そのことを世に問うているのではと私は理解したいと思います。