どのおうちも玄関前に、黄色いフラッグを掲げていたので、不思議に思い聞いてみると、独居の方の安否をこれで確認するということです。

つまり、独居の世帯が、このフラッグの出し入れをすることによって、地域の人が日々確認でき、その人が今日も元気に活動しているなということが分かるという仕組みだそうです。
先般も、朝日新聞で、「個族」つまり、ひとり世帯が増えていく現在にあって、どうやってその安心安全をつくっていくかということ特集していました。
その手法に関しては、もっと優れた方法があるかもしれませんが、人はやっぱりひとりでは生きていけず、この地区のような地域ネットワークを構築していくことはこれから独居世帯が増えていく中にあってとても重要だと思います。
しかし、幸いなことに、この田舎では地域のネットワークがちゃんと機能しています。
これからさらに進行するであろう独居世帯の増加に対してのネットワーク構築について真剣に考えなくてはいけない時期にきているようです。