昨日、JC兵庫ブロックのこども県議会がありました。
これは、県内より選ばれた中学生が、兵庫県の議場に集い、知事や、教育長、その他行政の各ファンクションのトップに対して、若者の意見や質問をぶつけるという内容のもので、2006年から途絶えたものを復活させたという内容で、私は、傍聴席から参加しました。
中学生といえど、いろいろな世の中の動きはキャッチしているもので、観光の推進、伊丹空港の利用、産業の振興などさまざまな質問に及んでいて、するどいなーという印象でした。
特に私の中で印象的だったことは、多くの中学生が環境問題に関心があってそのことに対して、県としてどう取り組んでいるのかということの意見があったのと、自分たちのまちの多くが、自然豊かなところであると認識をしているということでした。
まあ、確かに県内の多くは田園地帯が広がっているところでもあるので、そういう感覚をもっても不思議ではありませんが、香美町に住んでいる私たちこそ自然の宝庫だと思っていたので、それぞれがそれぞれの自然観をもっているということは以外な感じがしました。
メディアでも環境のことはもう日々取り上げられているのですが、私たち大人よりも相当環境に対しての意識は高いと感じました。
おそらく、10年もすると彼らは、大人になって、時代を引っ張っていく存在になっていくわけですから、グリーンコンシューマーであったり、グリーンニューディールであったり、消費するほうも、また生産する立場も今以上に環境対策には力がはいっていくことは必至だなあという感じがしました。
ですから、私たちは、彼らが想像する以上の、環境対策を講じていき、彼らの関心をひきつける存在にならなければ、ビジネスとしても成功しないだろう…そんな気持ちを強くしました。
来年開かれれるかどうかわかりませんが、中学生の真摯な言葉に耳を傾けることができたことはたいへんありがたいなーと思った次第です。