昨日、お世話になっている企業さんに暑中見舞いを兼ねての訪問をさせていただきました。
そんな中で、とある企業の社長が直々に出ていただき、少しの間お話をさせていただくことができました。
いろいろなおはなしをさせていただく中で印象に残った言葉があります。
それは、「成長なくしてその人の報酬を払うに値しない」ということでした。
人間は、その気持さえあれば、毎日成長できます。
もちろん、肉体的にはある年齢を境に、衰えていくものだと思いますが、経験、知識、精神面は、その人の魂がある限りは、ずっと成長していけれるものです。
世の中は日々進化し、変化していくものです。だから、変化していくことが日常であり、自分自身が変化できてやっと、世間のスピードについていけるのであって、昨日と何も変化しないことは後退しているということでしかない…そんなふうに思います。
外見の変化はそうそうおこるものではないし、内面も日々劇的に変わるものでもないでしょう。日々何か変化をおこそうという気持ちをもち努力し続けて、長いスパンを見る中で、なんとなく変化していることがわかるというそんなものです。
例えていうなれば、被子植物のごとしです。多くの種子植物は、花が咲き、葉をつけ、実がなりといった外見上の変化はよく見えるものですが、杉や松などは、毎日眺めていても、そうそう変化に気づくものではないですね。しかし、やはり、去年といまを比べると明らかに成長を遂げています。そして、その変化は段階的にある日突然大きくなるものではなく、日々成長しているものです。
もし、私たちが、自然を範とするなら、被子植物のごとく粘り強く、日々目にみえない変化を追っていくことなんだと思います。