ある工事の完成について | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

ある土木の工事が一つ終わりました。この現場は、ある会社から下請けをさせていただいた工事ですので、私たちの名前は、一般的にはどこも出てきません。


しかし、今回の工事は、会社としてとても学びの多い現場でした。


現場には、私も回数を運んだわけではありません。技術とか、工法とかそういうことではありません。


私たちがもっとも学んだこと。それは、やっぱり現場は人が作り上げるものだということです。


その現場の代理人(いわゆる監督さんです)は本当に、人とのかかわりを大事にされる方だなーという気がしました。


土木という仕事は、地域に迷惑や、影響を及ぼします。

ある意味相当なストレスもかかります。しかし、人との関係を大事にして、工事をすすめてこられました。


今日、その代理人さんは、神戸が地元ですから、いよいよ帰っていかれます。

地域の人に、送別会をひらきたいとその代理人に語ったそうです。


私はこの業界にいて、15年ぐらいになりますが、地域の人にそういわしめる方をはじめて出会いました。


どんな仕事でもそうだと思いますが、機械が主体になる仕事であってもやはり、人というのがその中に介在します。

仕事は、自分以外の人の幸せにあるものですから、どんな仕事もいきつくところは人です。


だから結局は人間なんだと思います。


まだまだ私には、修行が必要なようです。