菅総理が就任会見の中で、最小不幸社会の実現にむけてという表現で、今後の未来を語ったことについて少しだけ違和感を感じました。
いまの世の中、雇用、経済も厳しい厳しいと言われていて確かにそうなのかもしれないです。
この最小不幸社会という考えのベースになっているのは、社会はかなり不幸な状況に陥っているから、その不幸な状況を取り除いていこうというものだと思うのです。
でも、本当に私たちは不幸なのでしょうか。
日々ある小さな幸せがきっとあるはずです。
今日の朝の天気もすばらしい。
朝の朝食がおいしかった。
家族の笑顔がうれしい。
それは幸せではないのでしょうか。
なにか、日本は不幸のどん底にいるような…そんなふうです。
私たちに大切なのは、小さな幸せを幸せなことだと認識できる感受性、そして感謝の心なんだと思います。
ぜいたくをしないかぎり、飢えで餓死することはないでしょう。
政治家はまず、世の中の否定からはじまるのが、くせのようです。
幸せの肯定をする政治家が現れれば、社会は明るいような気がします。