昨日で、香美町若者懇話会が終了しました。
私がこの懇話会に参加させてもらったのは、2期目になると思います。
村岡、小代、香住、それぞれの文化とアイデンティティをもったものが、財政再建という黒船のもと、大合併というパラダイムの変化をなしとげなくてはなりませんでした。合併から5年経過しましたがおそらく、香美町の中でも、まだまだ合併に対するしこりとか、おらがまち意識が残っているんだろうと思います。
しかし、ここに集った若者たちは、少なくとも、この合併を新たなチャンスととらえ、前向きな意見交換ができていたと確信します。
初めて出会う人もいました。この片田舎でも、なんとか自分のやりたいことをみつけて真剣に取り組んでいこうとする姿に、本当に勇気付けられた気がします。
私自身も、自分のおかれている状況から、自分なりの意見をみなさんにぶつけることができました。
今回は、香美町独自のゆるキャラの作成!という形で、議論が終結しました。
何度も議論した行く末が、「ゆるキャラ」かと思われる方もいらっしゃるかもわかりません。
冒頭に述べたアイデンティティの違う人が一つの合意形成された意見を構築できたということはすごい成果だったと思います。
昨日の会議でも意見がありましたが、まとまらなくてもいいんです。自分はこう思うということをしっかりと集まった十数名の皆さんに伝えることができれば、そのインパクトが相手に伝わって、それからまた少しなにかのきっかけになればそれで十分だと思います。
また、来年も若者懇話会は継続するようなお話を聞きました。
このいま破綻しかけたこの町を救うのは、きっとここにあつまってくれた人たちだと思います。
私も微力ながら、この町の復興にむけて、また今日からがんばっていきたいと思います。