昨日、次男が、寝る前にパジャマを着ようとしていました。
いままでなら、それこそ着させてあげていたのですが、「自分でボタンを留めてごらん」というと、一生懸命ボタンをかけようとしていました。
なかなかボタンがあわず、一つのボタンをとめるのに相当時間を要しました。
内心では、はやくとめてくれないかなーと思いながら、思わず手を出してしまいそうな感じだったのですが、辛抱してしばらくまっていましたが、彼はなんとかボタンをとめることに成功をして、4つあるうちの3つをとめました。
たいしたできごとではないのですが、彼にとっては自分のプチ自立になったんだと思います。いつかはそういうふうになっていくのでしょうが、はやいうちに自立させることは大事だと思います。
私自信が半人前の人間の中で、こんなことをいうのはおこがましいとは思いながらあえて最近感じることは、愛とは何かをしてあげること…と思っている人が多いのではないかということです。
子どもには、一人前の大人になってほしいそう思い願う中で、ときに「獅子はわが子を千尋の谷に落とす」ということわざのごとく、自立してほしいから、ときに厳しい環境の中に放り投げることも必要なんだと思います。
バランスが大事なので、それも生き過ぎはだめなんでしょうがね。
しかし、社会全体がどちらかというと、過保護の方向に進んでいる気がしてなりません。
何かをしてあげるより、待つほうがしんどいときというのはよくあると思います。そこで辛抱ができるかというのは、親も試されているわけで待つのは本当にしんどい、さっと手を貸せばいとも簡単に解決できるということは多い分けですから…。しかしそれが、その子の成長につながっているのかというのは、広い視点が必要だと思います。
ここはイマジネーションを働かせて、どうすれば、立派な社会人に近づいていくのか…そういう視点で、しっかりと行動していきたいものです。