めいじゅたなごころにあり
と読むのだそうだ。
明珠とは、値段のつけられない宝のことで、それをてのひらにすでにもっているという意味だそうだ。
つまり、すばらしい価値のあるものというものをみんなそれぞれすでにもっているということ…。
この言葉に出会い、衝撃を受けた。
個人の能力を高めること、まちづくりをすること…すべてはここに通ずるのではないか。
自分が出会ってきたさまざまなまち、さまざまな人たち、輝いている人は、おそらくどこからかその輝きをどっかとってつけてきたのではなく、もともとその人に備わっているものを磨きあげただけなんだと思う。
だから、あーかっこいいいなと思って、その人のまねをしてみても、もともともっている輝きが違うのだから、永遠にその人になれることはないんだと思う。
自分を磨き上げる過程で、まねることは必要だとおもう。学ぶはまねるともいうし…。
でも、そこから、どうオリジナリティーを発揮できるかだと思うし、そうでなくては、おそらく明珠掌在にはならないだろう。