白砂青松という言葉がある。白い砂と青々とした松により形成される、日本の美しい海岸の風景のたとえのことをいうらしい。
浜坂で用事を済ませてから、鳥取に向かう途中に、弁当を食べる時間になったので、せっかくだからと思って、岩美の浦富海岸で立ち寄ってみることにした。
松がなかったので、変わりに、たんぽぽをカットの中に入れてみた。
昔、子ども会の行事で、毎年海水浴に行っていて、いつも浦富海岸だった。
なつかしいなーと思いながら、わずかではあったが、ノスタルジックなランチタイムとなった。
普段は、どっぷり山の中に生きているので、こういう果てしない海の風景は、それこそ新鮮である。
たんぽぽといえば、最近、外国のたんぽぽが日本中を席巻しているらしく、日本固有の種類がおびやかされているそうだ。
目の前に咲いているたんぽぽが、日本の固有種であるのかないのかなんとも判断がつかないのだが、生物多様性という意味でこれまた一つ問題があるようだ。