ついでのお買い物

SENNHEISERのHD 350BTというヘッドホンを使用していまして、イヤーパッドの合皮が加水分解でボロボロでした。

Amazonで格安中華の交換用イヤーパッドをポチるにあたり、ついでに他にもいくつか小物を購入していまして、その1つがコミネのエニグマG2の肘/膝用(SK-865)です。

コミネの場合ライディングウェアに標準で入っているプロテクターはCE1規格なので、CE2規格に入れ替える意義自体はあまり無いだろうなと思い、とりあえず試しに1つだけ。

メッシュ状だけど重い

コミネウェアの標準プロテクターとの比較です。

大きさは一回り小さい感じかな。

標準プロテクターは立体的な造形ですが、エニグマG2はほとんど平らと言っていいでしょう。

柔らかいので着たらフィットするという考え方でしょうか。

標準プロテクターが樹脂の薄板+スポンジということもあるのでしょうけど、エニグマG2はやや重量感があります。

もう少し軽い素材を使用して欲しいと思いますが、そうすると強度が不足するのかなぁ。

メッシュ形状なのでメッシュジャケットの肘プロテクターと交換して風通しを改善するのが良さげですが、とりあえずライディングパンツの膝に入れてみることにしました。

と言うのも、標準プロテクターだとトイレの個室でズボンを下ろす際にやり難いから。(笑)

標準プロテクターはプロテクターポケットに入れる際に結構ギチギチなんですが、エニグマG2は何の苦も無くスッと入ります。

むしろプロテクターポケットの中で少し遊んでいるくらい。

もうちょっと縦に長さがあれば...、って膝用のSK-841というのが別にあるやんけ。

(Amazonでは同一ページのスタイル分けではなく別ページなので見落としてた。)

しばらく使ってみて重さが気にならないようであれば、SK-841を買い足してこれは肘に回すかな。

背中の蒸れが気になるタイプなので

通気の改善に期待して背中用のSK-867も一緒に買おうかと考えたのですが、レビューをチェックすると自重で垂れ落ちて下の方が丸まってしまいイマイチらしい。

背中用は大きいから、柔らかさと重さのデメリットが強く出るようだ。

これは対策版の製品が出るまで様子見ですねぇ。

肉体の老化って嫌ですねぇ

昔々、バイクのナビに使えないかとd-01Jという画面サイズ8.4インチのタブレットを購入したことがありました。

まぁ想像より重量があり結局ナビとしては使用しておらず、nasneに録画した番組の視聴や漫画アプリを利用用途としていたんですがね。

そして老眼で8.4インチだとマンガのフキダシ以外の細かい文字が読み難くなってきて、Androidのバージョン的にもアプリ側でサポートを切られるようになり、11インチのRedme Pad SEに買い替えました。

ただ困ったことに、d-01Jは自宅トイレに持ち込んだ際にトイレットペーパーホルダーの上に置いておけば良かったのですが、Redme Pad SEだとサイズ的に重心が微妙になってちょっと触れただけで落ちてしまう状態なのですよ。

ネットで見つけた小技

自分のオリジナルでなくて恐縮なのですが、試したらすこぶるいい感じだったので紹介してみようかと。
トイレに賃貸でも気兼ねなくちょっとした棚を用意する小技として、Seriaで買ってきたブックエンドと小さいまな板による工作です。
Seriaの「桐まな板」は22.5cm×14cmと、11インチタブレットを十分に支えられるサイズがあり、無加工でもそんなに見た目が悪くありません。
ブックエンドは11.5cm幅の、単純なL字型であまり縦に長くないものを使用しました。
トイレットペーパーホルダーは逆三角形の位置に3本のネジで固定されていたので、壁との間にブックエンドを挟み込んだ際に上2本のネジで支えられて、トイレットペーパーホルダーより少し浮いた位置にまな板を設置できます。
(トイレットペーパーの交換作業のためにこの隙間が大事)

NC750X(RH23)のタイヤについて

GWのツーリング予定を台無しにされたことと今年は空梅雨だったこともあって、6月は結構出かけたんですよ。
千里浜への宿泊ツー、福島方面への滝めぐり宿泊ツー(メインの目的は銚子ケ滝)、富士山方面に日帰りで杉浦醫院に行ったり白糸の滝に行ったり。
そこで気になったのが、高速道路を走っているとタイヤがブレるというか、ちょっと前のRC90には無かった振動を感じます。
履いているタイヤはメッツラーのTOURANCE NEXTというヤツで、メッツラーのタイヤは初めてなのでこれがメーカーの個性なのか分かりません。
ただ評価としてはよろしくないと思ってました。
で、対象は先代のRH09になるのですが、NC750Xにタイヤのリコールが出ているようです。
そしてホンダのサイトでRH09の写真を確認すると、タイヤがどうにも同じTOURANCE NEXTに見える。
リコールの説明も「高速走行等の高負荷の走行を続けると、カーカスに応力が集中し断線して、タイヤ内面に亀裂が生じ、タイヤトレッド部が変形して車体が振動し、走行安定性を損なうおそれ」と、まさに自分が低評価をつけている走行安定性の部分。
RH23は対象になってないけど、本当に大丈夫?
煽りとかでなく隠蔽してない?
(あるいはリコール対象のタイヤだともっと症状が酷くて、自分のレベルは許容範囲とされてるとか?)
製造ロットなのか何なのかは分からないが、あるバイクのタイヤが1種類とは限らないのは理解しているので、あるいはリコールになっている車両番号が履いているのはTOURANCE NEXTではないのかも知れない。
モヤモヤするわぁ。
何で具体的なタイヤの銘柄とかその製造週とか、一目瞭然の情報で載せてくれないかねぇ。
バイクなんて四輪車と違って事故ったら簡単に死ねるんやで。

宿泊ツーもこなしてそれなりに走行したことだし

ここらでRH23のインプレを書きましょうかね。

基本性能が変わる訳でもないので、RC90との差分がメインとなりますが。

先に結論を書いてしまうと、RC90の方が良かったです。

大きなポイントは、スマホ連携メーターが期待外れだったこと。

あとはRH23のDCTの変速タイミングが自分には合わなかったところかな。

以下に詳しく書いていきます。

メーターの不満点

  • スマホ連携時の動作
    RoadSyncというスマホ連携のためのアプリですが、UIを考えた人間の頭を疑います。
    キーONする度にスマホのフォアグランドにしゃしゃり出てきて、走行中にスマホを弄らないことを承諾させるボタンを押すのを強要してくるのです。
    スマホにはナビを表示させているのに、毎回RoadSyncをどけてナビに画面を戻す作業が鬱陶しくて仕方がない。
    特に、準備を終えてこれから出発しようというタイミングで、グローブでスマホの反応が悪い場合にわざわざグローブを1度外して操作するのが気が狂いそうになる。
    (ホンダの責任逃れのためだけに)承諾の意思表示をさせるにしても、こんなものは初回起動時のみで十分だし、百歩譲って乗車の都度やらせるにしても1日1回で十分なはず。
    そしてちょっとでもUIに気を使っているなら、スマホ画面を邪魔するのではなくメーター側に表示させてセレクトスイッチ(左ハンドルの十字キー)で承諾操作できるようにするだろJK。
  • 情報表示位置
    車両とスマホが接続されるとメーターがRoadSyncモードになるのですが、それによりメーターの下段と右下部分がRoadSyncの表示になります。
    これにより表示を妨害されるのが、燃料計の下の部分(残量が少ない状態という一番大事なところ)と、グリップヒーター表示灯と、最下段の『情報表示エリア』と、右やや下の『選択エリア』。
    『情報表示エリア』と『選択エリア』はある程度ユーザーが表示内容を選択できる部分で、『情報表示エリア』はODOや瞬間燃費やトリップ関係の情報を1つ選択して表示、『選択エリア』はメニュー画面みたいなものですがここで「ステータス」を選択すると『情報表示エリア』と同じ候補から2つを表示させることができます。
    自分は『情報表示エリア』にTRIP Aの燃料消費量を、『選択エリア』にTRIP Aの走行距離と平均燃費を表示させてますね。
    特にTRIP Aの燃料消費量が給油タイミングを計るのに重要なのですが、RoadSyncモードではどうやっても表示を邪魔されます
  • グリップヒーターの表示/操作
    RC90ではグリップヒーター表示灯にヒーターレベルも表示されたのですが、RH23では表示スペースが足りない訳でも無いのにON/OFFしか表示されず、明らかに退化しています。
    ヒーターレベルを確認するにはセレクトスイッチを操作して、わざわざメニューからグリップヒーターモードを選択する必要があります。
    しかもここで縦棒グラフみたいにヒーターレベルを表示するくせに、セレクトスイッチの上下でヒーターレベルを変更できません
    何故このような仕様にしたのか全く理解不能です。
    (元々スポーツグリップヒーターがグリップにあるスイッチ部で操作/確認する作りになっていて、スマホ連携メーターに合わせて抜本的に改修する気が無かったのだろうと予想はされるけど。)

DCT変速タイミング

私は静かに走りたいタイプなんですよ。
RH09でライディングモードが大きく変わり、STANDARDがかつてのSモード(の第1段階?)、RAINがかつてのDモードに近いとは事前に情報収集していましたが、全く同じという訳ではありませんでした。

全体的に(私の感覚では)高回転で巡行しようとするので、もっと低回転で巡行させたいですね。

RC90では、初期値で時速の10分の1のギヤを選択するような感じで、ODOが500km増える毎に学習結果を反映して変速タイミングに修正が入りました。(20,000kmで学習による修正終了)

自分の乗り方では、最終的には初期値から+5km/hくらい引っ張る感じの変速タイミングになっています。
なので回転数にして2,500rpmを超えない位で変速して欲しいのですが、RH23は3,000rpm以下だとそのまま巡行してしまう感じですねぇ。

最初、75km/hを超えないと(シフトアップスイッチを操作しても)6速に入らないので、壊れているのかと思ったくらい。

仕方なくライディングモードのUSER 1/USER 2を、それぞれSTANDARDとSPORTのDレベル(変速時のエンジン回転数の設定)だけ下げたものにしてみましたが、それでもRC90のようには変速してくれません。
 ⇒もし回転数で設定できるなら、Dモード代わりに2速~5速を1,800~2,400rpmくらいで使うようにしたい。

それに何より、(これはRC90でも同じでしたが)ライディングモードの選択を記憶していないので、キーOFFする度STANDARDに戻ってしまいますし。
 ⇒RC90では、デフォルトがDモードなので気にならなかった。

私的には、巡行中のエンジン回転数が高くてやかましく感じます。

その他細かい部分

今回のMCでX-ADVにはクルーズコントロール機能を付けたのに、NC750Xには無いのがとても不満です。

バリエーション車種なのでコスト関係なくソフトウェア的に機能を制限しているだけだろう?

車両価格も100万円を超えて、もはや低価格に振ったバイクじゃないんですし...

ハザードランプですが、RC90ではハザードを点けた状態でキーOFFしてもハザードを継続させられたのですが、RH23ではハザードが消灯してしまいます。

防御面は脆弱なバイクだからこそ、周りへのアピールに関する部分は大切にして欲しかったなぁ。

ラゲッジスペースについては、車載工具を止めるゴムバンドが外から引っ掛けるようになり、また底に空気穴みたいなのができたため、気密性が落ちて長期的には土埃がラゲッジ内に入り込みそう。

(また形状を変えるなら、インカムを装着したヘルメットを収容できるよう考慮して欲しかった。)

あと個人的に、冬場はラゲッジ蓋のマウントレールに電熱ウェアの温度調節スイッチを固定してたので、マウントレールが無くなったのが不便です。

フロントフェンダーが短か過ぎるのは、延長する社外パーツも出ているのでホンダが認識できていない訳は無いと思うのですが、未だ改善されないのが腑に落ちない。

ラジエターに泥ハネで一直線にラインができるじゃん。

一応良かった点も挙げないとね

文句ばかり言うのもアレなので、RC90と比べて良かった点と言えば。

メーターがオプティカルボンディングなのは表示がとても見やすいと思います。

これはガチの高評価。

あとホイールカラーが黒なのが助かります。

RC90のホイールはシルバーで、パーツクリーナー使っても汚れが落ちなくて見た目が...

取り回しで実感は湧かないですが(笑)、NC750Xは車重が重過ぎるので231kgから226kgに多少軽量化されていることも評価はしたい。

 ⇒理想を言えば、あと20kgくらい軽量化してくれー

ウィンカーが野暮ったいバルブからシュッとしたLEDになって見た目が格好良くなりましたね。
(RC90もウィンカーバルブが切れたことはなく、性能的にはバルブでも十分なんでしょうがやはり...)

1回目の車両引き取り

1週間経過しても何の連絡も無いため催促したら、電話番号を間違えてかけてたって言い訳が。

間違い電話が不接だったり留守録だったりしても、直接会話できなかったならメールアドレスだって顧客情報に登録されてるだろうに...

調査結果としては、FI警告灯が点灯していてエラーログを確認したところ「57-1 シフタ機構異常」というのが出ていたそうな。

ただ、ログでシフタ機構に異常が出てたのは分かっても、異常が起きた真因は分からない、と。

シフトコントロールモーター(シフタ機構を動かしているモーター)を外して確認した範疇では、モーターに異常は見つからず。

モーターが動かしているリダクションギアの組付けがおかしくなかったかは、分解時にギアがカバー側に引っ付いて外れてしまったので確認できなかったとのこと。

とりあえずリダクションギアは正しく組付け直したので、組付け不良が原因なら直っていることも考えられるとの見解。

ただ対応中に「24-1 SCモータドライブ回路異常」というエラーも出ていたので、念のためシフトコントロールモーターとセンサーを交換したいと考えていると説明を受けました。

 

その後、シフトコントロールモーターはBOになってしまったため、とりあえずセンサーだけ先に交換し、30分間と42分間の2回の試走では事象も再現しなかったそうな。

私からは、時間経過でエンジンが始動できるようになったことから、それが電子機器の動作異常か、抵抗値の変化の影響か、はたまたモーターの磁界かは分からないが、熱暴走が怪しいと思っていることを主張。

実際、バリエーションモデルのX-ADVだが、2018年に廃熱不良による抵抗値変化で変速異常のリコール出してるし。

事象が出たのは自宅から200km以上離れた場所で出発から5時間程度経過していたので、長距離走行して十分に熱くなった状態を確認しないと安心できないが、それを試走で確認しろというのも無理な話なのは分かっている。

どうせBO待ちだしGWのドリーム休業期間は何も進展しないので、自分で再現試験すべく一旦車両を引き取りました。

速攻で事象再発

車両がこのような状態なので、GWの九州1週間ツーリングの予定は全てキャンセル
土地勘の無い遠方の地で立往生したらシャレにならないからな。
(RC90がだいぶヤレてきたので、宿泊ツーリングに万全を期すため買い替えたはずなのに...)
そしてまぁ、あまり自宅から離れないように長時間走行を試そうとしたら、一発で事象再発しましたよ。0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_
それも1時間強、走行距離27kmと自分の想定コースの往路半分も走らないうちに!
事象が再現しないなら再現しないで、再現試験としてGW中は何回か日帰りツーリングできるのではという目論見も外れ、GWは引きこもり状態となりました。

2回目の車両引き取り

GWが明け、BOだったシフトコントロールモーターの交換が完了したので、車両を引き取りました。

車両を引き取って最初の走行で即事象再発したので、今回は1時間半の試走を3回行い事象再現しなかったそうです。

また、ホンダのサポート技術者とも相談してDCTの学習データを初期化したとのこと。

『DCTセンサー・デバイスの役割一覧』というA4用紙の上から下までびっしり書かれた紙を見せられましたが、確かに「たかが変速機構にこんだけデータ取ってるんかい」と驚きました。

原因の可能性の1つとして、何らかの理由で変速機構の動きが渋くて変な力加減を学習してしまっていた疑いを考慮しての処置とか。

そして斯様にデータを取得し学習しているので、キーOFFする前にギアをNに入れてくれと言われました。

いや調査時のヒアリングに対する回答で、RC90に7年半乗ってた間はギヤはそのままキーOFFしていたことと、何ら問題が起きたことは無いのは話していましたが。

(マニュアルにはキーOFF前にNに入れる手順で記載されているが、ギヤが入った状態でキーOFFするとクラッチが切れるとも注釈してあり、ギヤを入れたままキーOFFするなとは書いていない。)

ましてやRH09は納車後の1ヶ月にも満たない数回の乗車でだぜ?

その後

マスツー1回にソロツー2回で計1,000kmほど走行し、今のところ事象再発はしていません。

トラブル発生までの総走行距離を超える距離をDCT学習データの初期化後に走ったので、一応直ったと見ていいのかと考えています。

その間にまたグリップヒーターが勝手にONになる事象が出たのが、予兆のようで少し怖いですが。

その他の不満点

まず車両を預けた際に、帰りにヘルメットを持って歩くのが嫌だったのでトップケースに入れたままにしていたら、その状態で試走されてヘルメットに傷が入りました。
しかも普段使い用のヘルメットならまだしも、ツーリング中からの直だったのでNeotec IIの方が!
指摘したところでいつ傷ついたのか水掛け論になるだろうから、泣き寝入りして帰ったけど。
また今回、新車購入でハズレ車両を掴まされて迷惑を被っている訳ですが、入庫中の代車を出そうともしない。
訳アリ車両を現状渡しで買ったのならともかく、(新車という)問題の無い車両を引き渡されて当然の金額を払っているのに損失をなるべく補填しようという気が全く無いのが正直ムカつきます。
支払いが割高な分手厚いフォローが無いなら、正規ディーラーのメリット皆無でしょ。
バロンやワールドだって近場にあるし、ホンダは次は無いかなぁ。
(ヤマハも専売体制に移行するという噂もありますが...)