釣査レポート 〜宮古島遠征②〜 | ツワモノどもが夢の跡

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釣り人兼登山ダイエッター

本日はいよいよ出船!

船は宮古の海を知り尽くした新城船長がキャプテンを勤めるプカラス号です。




AM6時半に高野漁港を出発。

10時の満潮までGTキャスティング、潮止まり以降はライトゲームを楽しむ予定です。




近場のポイントから攻めていきます。




アタリも少なく、釣れればいいなの世界ですので、気楽な気持ちでルアーをキャストしていきます。

(今回で悟りました。余計な保険はかけるべきではないです・・・道具も嵩張るだけ)




ガンマ90やブルーフィッシュ100を投げて投げて投げて・・・アタリは全くなく、シャローエリアでカスミアジ系を狙うことに。

14cmのペンシルを付けてキャストすると、待望のヒット!

しかしバラシ・・・

めげずにキャストを続けると、またバラシ・・・

船長「次バラシたら今日は帰るか〜(笑)」

結局その後もアタリはあるものの、フッキングが上手くいかず・・・

タックルが強めなので、アタリを弾いてしまうのでしょうね。要改善です。




またGTキャスティングに戻り、ガンマ75や60を打っていきますが、船長の勧めもあって、ちょっと底物を狙ってみることに。

すると・・・


ようやくインチクで本日の初ゲット☆

ナガジューミーバイことバラハタ君です。

この魚はマース煮などで食べると非常に美味しいのですが、シガテラ毒を持っている個体もいるため、一般の市場では流通禁止になっています。

バラハタのほか、沖縄の魚ではカスミアジやバラフエダイ(アカナー)などもシガテラ含有魚とされております。

バラハタ君、浮袋が口から出でいたので、こりゃダメかな〜と思っていたら、

船長「浮袋に穴開ければ大丈夫さー」

マジすか!?

渡された針で浮袋をプスっと刺すと、袋は萎み、海中に十分馴染ませてからリリース。

おお、元気に泳いでいきました!

満潮潮止まり後もGTキャスティングを続けますが、ヒットは無し・・・なのでライトゲームに突入です。




ライトゲームは水深1〜2m程度の「どシャロー」を攻めていくゲームで、スプーンやシーバス用のミノーで底スレスレを狙うと、ハタ系やフエダイ系など色々な魚が釣れます。

しかし、画像のとおりサンゴ礁が広がる一見キレイな海ですが、船長から驚くべき宮古の実態が・・・詳細は後程。




僕は根掛かりが嫌なので、用意したスプーンやミノーは使わず、引き続き強めタックル&ペンシルで勝負!

そしてついにヒット!


まぁまぁのウムナガーことムネアカクチビ!(こいつもシガテラ毒持ってる可能性がありますが、美味しい魚ですよ!)

14cmのペンシルが小さく見えます(笑)

ST66の1/0を丸のみでしたが、優しくリリース。

その後もダツのバイトが数回、カスミらしきアタリもありましたが、全てフッキングならず。

タックルの問題もありますが、多分ルアーアクションが早すぎるのもミスの原因のよう。


仲間にもミノーでナガジューミーバイ


風が段々と強くなり、魚の活性もイマイチなので、ここでストップフィッシング。

キャスティングは、GTキャスティングタックル2本と青物・シイラ系タックル1本のみで、用意した2本のシーバスタックルは使いませんでした・・・次回は不要かな。

あと、今後、保険のジギングタックルは極力控えます。

帰港後、船長から約1時間半の御講義をいただきました(笑)

今までのGTフィッシングの根底を覆すお話で、正直もうちょっと早く知りたかたった・・・

次回は御講義内容を是非実践して、宮古島GTゲットに繋げたいと思います。

レポート③に続きます。