愛する事 | 空飛ぶコーチ奮闘記 (仮)

空飛ぶコーチ奮闘記 (仮)

航空会社でCabin Service Supervisorとして、西へ東へ北へ南へと駆ける生活の一方で、
(財)生涯学習開発財団認定コーチとして活動するロンドン在住18年目の空飛ぶコーチのブログ

本日も、「空飛ぶコーチ奮闘記」にご搭乗頂き、誠にありがとうございます。

皆様、いかがお過ごしですか?
大変ご無沙汰の更新です。

最後に更新したのが、8月の終わりですね・・・。
もう季節は、11月~!!!! ほんまに、時が経つのは早い!! (いつも同じ事言ってます)

この2ヶ月間、特別何をしていたと(といっても、ちゃんと仕事はしていましたよ!)
言うこともないのですが、イギリスの永住権を所得したり(祝!)、
ある試験を受験するための勉強をしたりしておりました。 
どんな試験だったのかは、又合否の結果が出てからブログにて、紹介させてくださいね。


さてさて、季節はもう11月、ノベンバー。
日本は、ちょっと前までまだ暖かい日が続いてましたよねぇ。 はぁ、うらやましい。
ロンドンは、夏が終わると同時に、急に寒くなってしまいました。
そう、朝起きるのがつらいくらい。 
 
頑張って、朝ベッドから何とか出たときのあのひゃっこーい
(北海道では、寒いのをひゃっこいと言います)感じ! 寿命が縮む思い。 
そして、「俺って、毎年、こんな寒い冬をどうやって越えてるんだっけ??」
なーんて、ふざけたことを、本気で思ってしまうほど、寒かったんですわ。

このままもっと寒くなり、冬到来ねぇ・・・。 
と思っていたら、10月の後半は、ちょっと暖かくなったりして、
さすがロンドンのお天気は常に裏の裏を読まれている気分。

ま、そんな気まぐれな暖かさもすぐ終わり、11月に入り、
ロンドンは、秋を超え、初冬へ差し掛かっております。

イギリスは、10月の最終週末に夏時間から冬時間へ切り替わりました。
これは、日本にはない習慣ですが、ヨーロッパやアメリカなど、多くの国で採用されています。
そう、ある日を境に、日が沈むのが一時間早くなるので、この冬時間を向かえると、急に
「く、暗い・・・」って感じです。 
だって、昨日まで7時に暗くなっていたのが、今日から6時に暗くなるんですよ。 
なんか、すごく気分は・・・、って感じにさせられます。

なんか、寒いの大嫌いなせいで、ネガティブなことばっかり言っていますが、
なにか、この季節、良い事ないの?? 

そうそう、11月に入り、ロンドンは、もうクリスマス一色!です。 早!!
おとついは、オックスフォードストリートなどの目抜き通りの
クリスマスイルミネーションの点灯式でした。 
(ついでに、オックスフォードサーカスの交差点が、渋谷のスクランブル交差点を真似て、
ロンドン発のスクランブル交差点になったお披露目もやっていました。 
日本の技術がこんなところでも活かされているんですねぇ)

通りも、デパートも、通りに面したビルも、お店も、
スーパーまでもクリスマスグッズを売り出しているじゃあーりませんか。 
TVのコマーシャルも、「ほら、もうこんな季節ですよぉ~」と、
言わんばかりにじゃんじゃん流れてますわ。

別にね、いいですよ。 にぎにぎしくて。 
でもちょっと、商業的にあおられている感がどうしても拭えない感じ、
「ほら、もうクリスマスよぉ。 お金使って頂戴!」という声が聞こえてきそう、と思うのは、
僕がひねくれているからでしょうか??


エニウエイ! 日本でクリスマスというと、恋人同士が語らう素敵な日ってイメージですよね・・・。 
なんだかロマンティックな季節。

街を歩いていても、なんだか、カップルに目が言ってしまう五味(独身)・・・・。
いやいや、ほほえましく見ているだけですよぉ・・・。 (なんだか、・・・が文章中に多いですね)


そんな、ロマンティックな季節に、恋人たちを見る度に、
昔友人が僕に話してくれた言葉を思い出すのです。

その言葉は、ふと、恋人に何を求める、だとか、どんな恋愛を求めているか、だとか、
そんな良くある会話の中で彼女が話してくれた言葉でした。



「相手を信じる、というと、なんだか、ちょっと相手に対して偉そうな感じがするけど、
相手を疑わない、だったら、私にも出来る、と思ってるの」 



どうでしょうか? 皆さんには、この2つの言葉の印象の違いを、感じる事ができますか?

相手を信じているという、私が行う行為の裏には、あなたがそうであって欲しいという、
期待がこめられているようにも、僕は感じました。 
 
そんな言葉を発した彼女を、「あんたはなんて素晴らしい人なの・・・」と思ったと同時に、
こうやって愛をはぐくむのって、ええなぁ・・・ と思ってしまいました・・・。

なんか、たいした言葉ではなかったのかもしれなかったのですが、
僕の心にズドーンとはまってしまい、それ以降、恋人同士の幸せそうな姿を見ると、
いつも彼女のこの言葉を思い出すのです。


はぁ、早くこの言葉を実行できる日が、五味にも訪れますように!



本日のご搭乗、誠にありがとうございました。 又のご搭乗をお待ち致しております。