東京六大学野球・第3週(立教大対慶応大・明治大対早稲田大)を観戦に神宮球場に足を運んだ。
立教大は澤田圭祐(2年・大阪桐蔭)、慶応大は加藤拓也(2年・慶応義塾)を先発マウンドに送り出した。
澤田は六大学通算10勝を達成、加藤は春季リーグで4勝を挙げ、最優秀防御率と大学日本代表にも選出。
1回裏、立教大は1番・大城滉二(3年・興南)が四球。2番・酒井田照人(3年・県岐阜商)の三ゴロの間に進塁。
3番・佐藤拓也(2年・浦和学院)が三振。二死3塁から4番・岡部通織(4年・帝京)の適時二塁打で先制。
加藤は先頭打者・大城の打席から148㌔が3球続き、4球目150㌔。四球になったボールは151㌔を計測。
神宮のスピードガンとの相性もあるだろうが、観戦していて爽快に思える程ストレートで打者に投げ込んで来る。
3回は一死1・2塁から4番・岡部が右前適時打、4回は7番・田中和基(2年・西南学院)の左越え本塁打で追加点。
左翼線二塁打で出塁した酒井田を、4番・岡部の左前適時打で4-0と立教大がリードを広げる。
澤田と加藤が投げ合った5回終了までのアウトの内訳は以下の通りである。
澤田 内野ゴロ/8 内野フライ・2/外野フライ・1 三振・3
加藤 内野ゴロ/5 内野フライ・2/外野フライ・4 三振・3
澤田が9回を完投して四死球0に対して、加藤は降板する5回までに4つの四球があったことも記しておきたい。
加藤がストレートで押しまくる中、澤田はストレートを軸にスライダー、チェンジアップ、スローカーブを織り交ぜる。
6回表、2番・山本泰寛(3年・慶応義塾)が左越えランニング本塁打で一点を返すが、4-1で立教大が先勝した。
澤田は、春のリーグ戦でも慶応大からは1戦目は3-2と完投勝利。3戦目は1-0と完封で2勝を挙げている。
澤田は2週連続の完投勝利。3試合で、2試合に完投と1試合にリリーフという登板過多が少々気になる。
試合の詳細はこちらから
秋季神奈川大会・準々決勝(平塚学園対横浜隼人・東海大相模対慶応義塾)を観戦に保土ヶ谷球場に足を運んだ。
横浜が敗れた為、伝統の横浜対東海大相模戦にはならなかったが、準々決勝も見応えのある試合が期待された。
秋季大会、更には関東大会の懸る準決勝では無いにも関わらず、球場前から7時過ぎから行列が出来ていた。
開門は試合開始より1時間40分も前の8時20分である。神奈川の高校野球ファンの熱の高さを察して頂きたい。
「横浜が慶応にコールド負け」(弊ブログ・9月17日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11925774178.html
東海大相模は吉田凌、慶応義塾は津留崎大成を準々決勝の先発マウンドに送り出した。
08年夏、慶応義塾が東海大相模を下して46年ぶりの夏の甲子園出場を決めた試合が思い出される。
慶応義塾には白村明弘・山崎錬、東海大相模には大田泰示・角晃多などレベルの高い選手が顔を揃えていた。
4回表、慶応義塾は4番・木村、6番・亀川の安打で好機を迎えるが、7番・橋本のスクイズ失敗で二死となる。
好機を逸したかのように展開であったが8番・水久保のときに暴投で先制点を挙げる。
その裏、東海大相模は4番・長倉蓮の左翼線二塁打、5番・豊田寛の三ゴロで一死2塁と得点圏に走者を進める。
6番・千野啓二郎の打席で暴投で三塁に進み、二ゴロの間に長倉が本塁に戻り同点に追い付いた。
6回裏、2番・宮地の左翼線二塁打、3番・川地星太朗の犠打で一死3塁と勝ち越しのチャンスを迎える。
4番・長倉が左前適時打を放ち、東海大相模が勝ち越し。先発・吉田が勝ち越し点を守り、準決勝進出を決めた。
吉田は打者31人に対して、177球を投じる。奪三振13・被安打6・四球5という投球内容で完投勝利。
序盤は慶応打線が低めのスライダーを見逃し、カウントを悪くする場面が多く「吉田攻略」の糸口が垣間見えた。
投球内容の数字から受ける印象よりも、試合中の吉田の表情は苦しそうに見えた。
第1試合は平塚学園が2-1で横浜隼人を振り切って、準決勝進出を決めた。
平塚学園は先発した1年生エース・高田孝一が10奪三振と迫力ある投球で完投勝利。
182cm・82kgという恵まれた体躯からストレートはアベレージで130㌔台中盤、最速137㌔を計測している。
ストレート主体の投球、さらには変化球も腕の振りが緩まないため打者はタイミングが取りにくいと推察する。
横浜が敗れた為、伝統の横浜対東海大相模戦にはならなかったが、準々決勝も見応えのある試合が期待された。
秋季大会、更には関東大会の懸る準決勝では無いにも関わらず、球場前から7時過ぎから行列が出来ていた。
開門は試合開始より1時間40分も前の8時20分である。神奈川の高校野球ファンの熱の高さを察して頂きたい。
「横浜が慶応にコールド負け」(弊ブログ・9月17日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11925774178.html
東海大相模は吉田凌、慶応義塾は津留崎大成を準々決勝の先発マウンドに送り出した。
08年夏、慶応義塾が東海大相模を下して46年ぶりの夏の甲子園出場を決めた試合が思い出される。
慶応義塾には白村明弘・山崎錬、東海大相模には大田泰示・角晃多などレベルの高い選手が顔を揃えていた。
4回表、慶応義塾は4番・木村、6番・亀川の安打で好機を迎えるが、7番・橋本のスクイズ失敗で二死となる。
好機を逸したかのように展開であったが8番・水久保のときに暴投で先制点を挙げる。
その裏、東海大相模は4番・長倉蓮の左翼線二塁打、5番・豊田寛の三ゴロで一死2塁と得点圏に走者を進める。
6番・千野啓二郎の打席で暴投で三塁に進み、二ゴロの間に長倉が本塁に戻り同点に追い付いた。
6回裏、2番・宮地の左翼線二塁打、3番・川地星太朗の犠打で一死3塁と勝ち越しのチャンスを迎える。
4番・長倉が左前適時打を放ち、東海大相模が勝ち越し。先発・吉田が勝ち越し点を守り、準決勝進出を決めた。
吉田は打者31人に対して、177球を投じる。奪三振13・被安打6・四球5という投球内容で完投勝利。
序盤は慶応打線が低めのスライダーを見逃し、カウントを悪くする場面が多く「吉田攻略」の糸口が垣間見えた。
投球内容の数字から受ける印象よりも、試合中の吉田の表情は苦しそうに見えた。
第1試合は平塚学園が2-1で横浜隼人を振り切って、準決勝進出を決めた。
平塚学園は先発した1年生エース・高田孝一が10奪三振と迫力ある投球で完投勝利。
182cm・82kgという恵まれた体躯からストレートはアベレージで130㌔台中盤、最速137㌔を計測している。
ストレート主体の投球、さらには変化球も腕の振りが緩まないため打者はタイミングが取りにくいと推察する。
東京六大学野球・第2週、立教大対法政大を観戦に神宮球場に足を運んだ。
立教大は澤田圭祐(2年・大阪桐蔭)、法政大は石田健大(4年・広島工)を先発マウンドに送り出した。
春季リーグでも初戦で先発している両投手による再戦。
澤田は法政大とは入学以来の因縁が続いている。1年春(負け)・秋(勝ち)、今春(負け)という対戦成績。
1年春は西浦直亨に満塁弾を浴びるが、秋には完投勝利でリベンジ。今春は四死球の走者から失点で敗戦。
「法政大・石田健大、今季初勝利」(弊ブログ・4月21日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11828990965.html
「澤田圭佑、法政に完投勝利」(弊ブログ・13年9月25日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11620867806.html
2回裏、立教大は5番・我如古盛次(4年・興南)、6番・寺田陽光(3年・神戸国際大付)の連続二塁打で先制する。
澤田は、法政打線相手に5回まで無安打に抑える。初回の死球以外は走者を許さない完璧な投球内容と言える。
被安打3・奪三振5・四死球2という投球内容での完封勝利。澤田は法政との対戦成績を2勝2敗としている。
先週の早稲田大戦で打ち込まれた石田が7回まで被安打4・四死球0と復調の兆しを見せるが、早くも2敗目。
捕手を石田とコンビを組むことが多い安本英正(4年・広島商)から中園洋輔(4年・いなべ総合)に代えた。
昨秋・今春と2季連続5位と低迷する法政大、立教大との2戦目も敗れて開幕4連敗と苦しい戦いが続いている。
試合の詳細はこちらから
立教大は澤田圭祐(2年・大阪桐蔭)、法政大は石田健大(4年・広島工)を先発マウンドに送り出した。
春季リーグでも初戦で先発している両投手による再戦。
澤田は法政大とは入学以来の因縁が続いている。1年春(負け)・秋(勝ち)、今春(負け)という対戦成績。
1年春は西浦直亨に満塁弾を浴びるが、秋には完投勝利でリベンジ。今春は四死球の走者から失点で敗戦。
「法政大・石田健大、今季初勝利」(弊ブログ・4月21日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11828990965.html
「澤田圭佑、法政に完投勝利」(弊ブログ・13年9月25日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-11620867806.html
2回裏、立教大は5番・我如古盛次(4年・興南)、6番・寺田陽光(3年・神戸国際大付)の連続二塁打で先制する。
澤田は、法政打線相手に5回まで無安打に抑える。初回の死球以外は走者を許さない完璧な投球内容と言える。
被安打3・奪三振5・四死球2という投球内容での完封勝利。澤田は法政との対戦成績を2勝2敗としている。
先週の早稲田大戦で打ち込まれた石田が7回まで被安打4・四死球0と復調の兆しを見せるが、早くも2敗目。
捕手を石田とコンビを組むことが多い安本英正(4年・広島商)から中園洋輔(4年・いなべ総合)に代えた。
昨秋・今春と2季連続5位と低迷する法政大、立教大との2戦目も敗れて開幕4連敗と苦しい戦いが続いている。
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