指数の付いた正負符号付分数の加減乗除 | 104snowのブログ

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「さんすう」は整理整頓

久しぶりに晴れて外でちから一杯遊んだ後、とんでもなく面倒な計算式のプリントが待っていたようです。

分母と分子にそれぞれ「3の累乗」があって、それぞれの指数が同じですから、簡単に約分できて答は「1」です。しかし、習い始めはしっかりと基礎から判断するくせをつけておかなければなりません。正負符号のついた乗除で大切なのは、式全体の符号判定です。「マイナス」が、かけ算の左側で5つ、右側にも5つあります。合わせて10コ、偶数個ですから式全体の符号は「プラス」です。

と随分簡単になります。ここで、

とした途端、グズり始めました。分からないのです。分子分母それぞれに指数が付いていなければ、約分ですから今までどおりです。「約分と除算は同じ」だということが分かっていなけば理解できません。こちらも、「こんな簡単なことが」という思いがあるので、ついイライラ「今日は、止める?」と声を荒げてしまいます。返事はありません。疲れていてもあきらめては、いないのです。スゥーッと深呼吸して、仕切り直すことにしました。約分の形にしてやれば良いのです。

書き直してやるだけで、再び解き始めました。「さんすう」に続く数学は整理の学問でもあります。数をキチンと整理しておかなければ、やがて解けなくなってしまいます。しかし、いくら整理しても数を並べ続けると混乱して分からなくなるでしょう。そこで考え出された方法の1つが「指数」と呼ばれる「○○の何乗」です。式の本質を理解させるためのプリントだったのでしょう。1日の終わりに教えると、ついつい焦ってしまいます。焦ってはいけません。まだ始まったばかりなのです。昨日は、その後いつも通り「英語」もこなし、スタンプを楽しく選んで1日を終えました。