さて、連休中も乗り物やホテルで本を読んでおりました。

旅行に本を持って行く贅沢を満喫しながらの読書は

それも旅の一つだと楽しかったです照れ

 

そう言えば宮部みゆきさんは現代小説は何冊か読んでいたけど

時代小説は何故か読んでこなかったな~と

まずは 読メで時々レビューが上がっているこの小説から読んでみることに。。

 

何の予備知識もなく宮部さん初読みのこの時代小説のことを

勝手に人情話だと思っていましたが

ファンタジー要素ありで主人公のおりんちゃんが

可愛らしく描かれており読み易かったです。

 

両親が新しく始めようとした料理屋の場所は 曰く付きのお寺が昔あって

そこには成仏できていない”お化けさん”たちが浮遊しており

彼らの姿はおりんちゃんには見えて会話も出来る・・・と云う感じで

あかんべえとする幼い女の子が まるで座敷わらしのようで

ダイブ前に読んだ萩原浩さんの『愛しの座敷わらし』

思い出して ほっこりとした気分になれました。

 

彼らが亡くなった理由が下巻で明かされるんだろうと思います。

特におどろ髪の乱暴な行動が危うい感じで

その理由に切ない裏がありそうで気になります。。照れ