さて、連休中も乗り物やホテルで本を読んでおりました。
旅行に本を持って行く贅沢を満喫しながらの読書は
それも旅の一つだと楽しかったです
そう言えば宮部みゆきさんは現代小説は何冊か読んでいたけど
時代小説は何故か読んでこなかったな~と
まずは 読メで時々レビューが上がっているこの小説から読んでみることに。。
あかんべえ(上) (新潮文庫)
594円
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何の予備知識もなく宮部さん初読みのこの時代小説のことを
勝手に人情話だと思っていましたが
ファンタジー要素ありで主人公のおりんちゃんが
可愛らしく描かれており読み易かったです。
両親が新しく始めようとした料理屋の場所は 曰く付きのお寺が昔あって
そこには成仏できていない”お化けさん”たちが浮遊しており
彼らの姿はおりんちゃんには見えて会話も出来る・・・と云う感じで
あかんべえとする幼い女の子が まるで座敷わらしのようで
ダイブ前に読んだ萩原浩さんの『愛しの座敷わらし』を
思い出して ほっこりとした気分になれました。
彼らが亡くなった理由が下巻で明かされるんだろうと思います。
特におどろ髪の乱暴な行動が危うい感じで
その理由に切ない裏がありそうで気になります。。