第10回神戸国際フルートコンクール 第1次審査 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

兵庫県の神戸市で行われる、第10回神戸国際フルートコンクールが、ついに始まった(公式サイトはこちら)。

8月26日~9月3日は、第1次審査(オンライン審査)。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

 

 

 

 

 

各参加者の演奏配信日程は以下の通り。

 

 

8月26日(木)

クリスティアン・パケット (カナダ)

トマシュ・シーラント (ポーランド)

エイミー・ユール (イギリス)

リカード・チェラッキ (イタリア)

ステラ・イングロッソ (イタリア)

チャン・ヒョンジン (韓国)

 

8月27日(金)

キム・イェソン (韓国)

パトリック・ローベルト・ヘッツェナウアー (オーストリア)

アレッサンドロ・シモーニ (イタリア)

ユン・スルギ ステラ (韓国)

フョードル・チェルニショフ (ロシア)

井坂 実樹 (日本)

 

8月28日(土)

ルー・シャンコン (中国)

北畠 奈緒 (日本)

ダリオ・ポルティージョ・ガヴァーレ (メキシコ)

ルーカス・スパニョロ (ドイツ)

マリアンナ・ユリア・ジョウナッチェ (ポーランド)

藤野 瞳子 (日本)

 

8月29日(日)

ミラ・イヴァノミロヴァ・ツァンコヴァ (ブルガリア)

ローラ・ミシュラン (スウェーデン)

アンナ・コマロワ (ロシア)

デニス・サヴェリエフ (ウクライナ)

ジル・ステッセル (フランス)

ケルットゥ・テルヒッキ・アールト・セタラ (フィンランド)

 

8月30日(月)

ラファエル・アドベス・バヨグ (スペイン)

エバ・ヨハンナ・マリア・ヴァレン (スウェーデン)

ダニエル・マレク・ミーチャコフスキ (ポーランド)

アンドレイ・クリヴェンコ (ロシア)

ドロータ・セニツァ (スロベニア)

ステファン・ゴットフリード・トーマシッツ (オーストリア)

 

8月31日(火)

エリュシュカ・ボシュコヴァー (チェコ)

カールミネルイジ・アマービレ (イタリア)

ワン・フキ (台湾)

ミン・ルオファン (中国)

リー・チューチュン (台湾)

清水 伶 (日本)

 

9月1日(水)

ハン・ヒウォン (韓国)

キャサリン・ウィンターズ・ボヤック (アメリカ合衆国)

安藤 幸子 (日本)

ヘンリー・ウィルフォード (アメリカ合衆国)

満丸 彬人 (日本)

イム・ヘリョン (韓国)

 

9月2日(木)

石井 希衣 (日本)

ハン・ソンウン (韓国)

オースティン・ブラウン (アメリカ合衆国)

浅川 寧 (日本)

山本 葵 (日本)

エティーニ・モレトンズ (ベネズエラ)

 

9月3日(金)

クリス・ジェームズ (カナダ)

エリザヴェータ・イヴァノワ (ロシア)

ピエール・ウーブリ (フランス)

マリオ・ブルーノ (イタリア)

ジョイディ・スカーレット・ブランコ・ルイス (ベネズエラ)

 

 

 

 

 

以上、神戸国際フルートコンクールの公式サイトより引用した(引用元のページはこちら)。

 

 

全53名。

これらの演奏を全て聴くと大変なので、とりあえずそれぞれ冒頭の10秒かそこらずつ聴いてみたところ、以下の人たちの演奏が印象に残った。

 

 

キム・イェソン (韓国)

フョードル・チェルニショフ (ロシア)

ダニエル・マレク・ミーチャコフスキ (ポーランド)

キャサリン・ウィンターズ・ボヤック (アメリカ合衆国)

浅川 寧 (日本)

エティーニ・モレトンズ (ベネズエラ)

ピエール・ウーブリ (フランス)

 

 

以上の7人の演奏は最後まで聴いたが、いずれも音にしっかりと芯が通り、かつ一音一音の扱いが丁寧で、一流の楽団の首席奏者をも務められそうである。

ただ、他の人たちの演奏はたった10秒かそこらしか聴いていないのと、リモート演奏であり音響や音質が演奏者間でバラバラであることから、隠れた実力者に気づいていないことも結構あるかも。

 

 

 

 

 

神戸国際フルートコンクールは、かのエマニュエル・パユ(その記事はこちらなど)や田中玲奈(その記事はこちらなど)らが輩出した、世界唯一のフルート単独定期的国際コンクール。

日本が誇る世界的フルートコンクールだが、私はこれまでこのコンクールを聴く機会を持ってこなかった。

今回、オンライン審査となったのを機に、こうして少し聴きかじってみたというわけである。

 

 

第1次審査の結果発表は、9月5日(日)18時とのこと。

上述の7人のうち何人かは通過してくれると嬉しいが、どうなるか。

 

 


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