(藤田真央の演奏動画 2020年夏・秋の東京公演より) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きなピアニスト、藤田真央の新しい演奏動画がアップされた。

動画はこちら。

 

 

 

 

 

2020年9月19日 東京オペラシティコンサートホール

モーツァルト:ピアノソナタ第7番 ハ長調 K.309 抜粋 (0:45-)

チャイコフスキー:ドゥムカ op.59 抜粋 (6:58-)

アルカン:イソップの饗宴 op.39-12 (11:15-)

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ 抜粋 (20:37-)

ラヴェル:ラ・ヴァルス (23:22-)

おまけ映像 (28:43-)

 

→ このときの記事はこちら

 

 

 

 

 

Season’s Greetings / Engstroem, Fujita – Verbier Festival

 

2020年6月29日 王子ホール

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332 (2:44-)

ショパン:ワルツ 第3番 イ短調 op.34-2 (19:36-)

ショパン:ノクターン 第18番 ホ長調 op.62-2 (24:50-)

ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 op.60 (30:40-)

リスト:ウィーンの夜会 第6番 S.427/6 (39:10-)

 

→ このときの記事はこちら

 

 

 

 

 

2つとも、以前にオンライン配信で聴いたが、その後配信終了していたものである。

今回の配信復活は嬉しい。

 

 

特に後者の王子ホールでの無観客公演は格別で、もしも藤田真央の演奏をどれか一つ聴いてみたいのだがと人に問われたならば、私はこの演奏動画か、あるいは2019年チャイコフスキーコンクールの1次審査か(動画はこちら)、どちらかを聴くよう勧めるだろう。

チャイコン1次審査と王子ホール公演、この2つは彼の数々の名演の中でも特に優れた、「完璧な45分間」と呼びたい理想的なリサイタルで、彼得意のモーツァルトの天使の歌にぐっと心をつかまれ、ショパン等のロマン派小品の美しさに魅了され、最後にリストの洗練の極みともいうべき名技に完全に圧倒されて、大ファンになること間違いなし。

 

 

なお、前回の演奏動画もぜひ(下記リブログ元の記事)。

 

 

 

 


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