(藤田真央が2020年ショパンコンクールに出場せず) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

昨日、ギタリストの村治佳織がナビゲーターを務めるラジオ番組「RINREI CLASSY LIVING」に、好きなピアニストの藤田真央がゲスト出演したらしい。

私は聞けなかったのだが、視聴された方のブログやツイッターを見ていると、どうやら本年の第18回ショパン国際ピアノコンクールに出場しないという、藤田真央本人の談があったという。

 

 

彼は、昨年の第16回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で第2位を受賞したため、本年のショパンコンクールにおいては予備予選免除の特権を有していた。

しかし、多忙でバタバタしている間にうっかり忘れてしまい、いつの間にかショパンコンクールの応募締め切りが過ぎてしまったのだとか。

何とも彼らしい、お茶目な理由である。

 

 

確かに、ここ最近の彼の世界各国での活躍ぶりを見ると、応募のことなど忘れても致し方ないほどの多忙さだし、そもそも今更コンクールなど出る必要がないほどの人気である。

本音を言うと、彼がショパンコンクールに出場してくれて、彼の弾くショパンのあらゆる曲の演奏動画が配信されるならばとても嬉しかったし、彼が栄冠を手にするところを見てみたかった。

しかし、チャイコフスキーコンクール第2位というだけで十分すごいし、そのときの名演をはじめ彼の演奏動画はすでに多数アップされており、これ以上あまり贅沢は言えまい。

それに、次回2025年のショパンコンクールにおいては、忘れずに応募してくれる可能性だってあるかもしれない。

 

 

番組では、今後は留学先のドイツにできるだけ長く滞在し、末永く活動していきたい、との談もあったとのこと。

本場ヨーロッパでも、彼は間違いなく高く評価されるだろうし、問題なくやっていけることだろう。

今後の益々の活躍が期待される。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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