今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなピアニスト、中川真耶加がカンピージョスコンクールで優勝した旨を前回の記事に書いた(その記事はこちら)。
この機にというわけではないが、リブログ元の記事以降書くのをさぼっていた彼女の演奏会予定について、久々にまた書いておきたい。
なお、リブログ元の記事には2019年3月の演奏会まで書いていたが、それ以降のこれまでの彼女の演奏会としては、
・2019年8月25日(日) ア・ピアチェーレ in 豊田
モーツァルト:ソナタ第5番、ベートーヴェン:ソナタ第3番、ショパン:ソナタ第2番、ノクターン第8番、スケルツォ第4番
があった(それ以外にもあったかもしれない)。
今後の彼女の演奏会は以下の通り。
(画像はこちらのページよりお借りしました)
中川真耶加 新春リサイタル
― イタリア・イモラからの初春の風 ―
2020年1月11日(土) 開演 14:00 アコスタディオ (東京)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 K.330
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第4番 Op.30
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 Op.35
ショパン:ポロネーズ 第5番 Op.44
ショスタコーヴィチ:24のプレリュードとフーガ 第3番 他
料金/¥4000
問/水の舟 03-3493-2233
以上である。
他にもあるかもしれないが、今回調べてみて分かったのはこれだけ。
彼女は現在イタリアに留学中なので、それほど頻繁には演奏会を開けないのだろう。
今回の東京公演では、古典派から近代まで、各作曲家のピアノ・ソナタを配した正統的なプログラムが予定されている。
彼女得意のショパンの曲もいくつかある。
そして、何といってもスクリャービンのピアノ・ソナタ第4番。
これは個人的に大好きな曲である。
スクリャービンの全作品で一番好きかもしれない(余談だが、ブラームスでは「創作主題による変奏曲」op.21-1が彼の全ピアノ・ソロ曲で一番好き。こうしたキラキラ系の曲が柄にもなく好きである)。
中川真耶加がスクリャービンのソナタ第4番を弾いたら、いったいどんな演奏になるだろうか。
きわめて幻想的でありながらも、耽溺しすぎることなくソナタとしての格式を保ったような、この曲の理想的な名演になりそうな気がする。
関西ではないけれど、せっかくの休日公演だし、またとない機会、いっそ聴きに行ってしまおうかと悩んでいる。
↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。